西武HDは公開価格を10%強上回り初日終了、需給環境の好転受け買い集まる

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2014/04/23 15:13
 西武ホールディングス<9024.T>は、公開価格1600円を170円(10.6%)上回る1770円の高値引けで初日の取引を終えた。初値は公開価格と同値で始まり、一時1565円まで売られる場面があったものの、その後は堅調に推移し引けにかけ一段の買いが流入した。
 上場に際し筆頭株主のサーベラスが保有株売却の中止を決定。公開価格は想定価格(2300円)から大幅に引き下げられたが、公開価格が低めで決まったことに加え、売り出し株数の減少が需給関係を好転させたとみられている。また、米国株式市場が上昇していることもプラス要因に働いた様子だ。
 SBI証券の藤本誠之シニアアナリストは「需給関係の好転も上昇要因となったのだろう。1600円近辺では売り手は少なかったようだ。市場全体には西武HDの株価が堅調に推移していることは好要因」と指摘している。


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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