菱ガス化が高い、底練り十分、業績回復を背景に浮上へ

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2014/04/22 12:51
 三菱ガス化学<4182.T>が買い優勢の展開。「600円割れ水準は下値限界と見た買いが流入」(市場関係者)しており、底練りから浮上の兆しをみせている。14年3月期はメタノールの市況上昇効果などが寄与して160億円前後の最終黒字転換を果たしたもようだが、問題は15年3月期の見通し。前期の減損効果が損益分岐点の低下に反映されることに加え、特別損失を解消することで回復が加速する見込み。持ち分会社であるブルネイのメタノール事業の運転再開も通期業績にフル寄与する公算が大きく、最終利益は倍増近い伸びが市場筋の間では試算されているもようだ。業績の回復色が強まれば、PBR1倍割れの時価水準は企業ブランド力から機関投資家の買い戻しを誘う。

菱ガス化の株価は12時48分現在604円(△9円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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