<動意株・21日>(大引け)=新生銀、サンリオ、JINなど
新生銀行<8303.T>=急伸。消費者金融などノンバンク事業へ注力していることから、貸金業者に対する金利規制緩和が実施された場合、大手銀行のなかでもメリットが大きいとみられている。コンシューマーファイナンス事業では、カードローンの「レイク」を手掛けているほか、無担保ローンの「シンキ」、クレジットカード・信販のアプラスフィナンシャル<8589.T>などを擁している。金利上限が20%から29.2%まで戻った場合の業績面への好影響が期待されている。
サンリオ<8136.T>=続伸。来週からの大型連休突入を目前にレジャー関連への注目度が高まっており、同社もその一環として買われているもよう。今年のGWは日並びの影響から近場のレジャー施設へ人出が向かうとの見方があり、サンリオピューロランド(SPL)を擁する同社にもその恩恵が期待されている。SPLでは、ほかのテーマパークが消費増税を機に入園料を値上げする中、4月から1日パスポート料金(大人)を4400円から3300円に引き下げており、値下げ効果で入場者数は前年度比9.3%増の130万人を見込む。
ジェイアイエヌ<3046.T>=大幅反発。11日に発表した第2四半期累計(9~2月)決算と、野村証券の投資判断「リデュース」(弱気)設定で前週は売りが優勢だった。14年8月期通期業績予想の据え置き(営業利益25億円、前期比59.8%減)や、4日発表の3月度の月次売上高速報で、既存店売上高が前年同月比1.9%減と7カ月連続で前年実績を下回るなど実態はネガティブ要素が多いが、前週末に下値支持ラインの2500円近辺まで下落したことで、自律反発狙いの買いが入ったようだ。
日本製缶<5905.T>=急伸。18日に14年3月期利益の上方修正を発表したことを好感。売上高は56億3300万円から56億2100万円(前の期比6.4%増)に見直したが、営業損益は4500万円の赤字から3600万円の赤字(前の期は2億500万円の赤字)、純利益は4000万円から7600万円(前の期比 5.8倍)に上方修正した。製造経費の削減で製品評価損が減少したほか、営業外収益として賃貸物件の原状回復負担金収入が計上されたことなどが、収益を押し上げた。
大平洋金属<5541.T>=堅調。株価は3月下旬以降の上昇波鮮烈で、足もと先駆した材料株が利益確定売り圧力に押される中も異彩の強さを発揮している。新日鉄住金系でフェロニッケル精錬最大手、インドネシアの鉱業政策やウクライナを巡るロシアと欧米の政治的対立がニッケル市況の上昇に反映、同社株の物色人気を支えている。過去に大相場を形成、高値2685円という天井の高さも上値追いの活力となっている。
かわでん<6648.T>=ストップ高。同社は18日、前14年3月期通期業績を修正。売上高を従来予想の165億円から181億5000万円(前々期比17.2%増)へ、営業利益を9億円から13億5000万円(同2.1倍)へ上方修正したことが好感されている。首都圏を中心に展開しているオフィスビル向け配電制御システムが順調に売り上げを伸ばしている。首都圏でオフィスビルの新設が相次ぐなかで今後も好調な受注が期待される。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
サンリオ<8136.T>=続伸。来週からの大型連休突入を目前にレジャー関連への注目度が高まっており、同社もその一環として買われているもよう。今年のGWは日並びの影響から近場のレジャー施設へ人出が向かうとの見方があり、サンリオピューロランド(SPL)を擁する同社にもその恩恵が期待されている。SPLでは、ほかのテーマパークが消費増税を機に入園料を値上げする中、4月から1日パスポート料金(大人)を4400円から3300円に引き下げており、値下げ効果で入場者数は前年度比9.3%増の130万人を見込む。
ジェイアイエヌ<3046.T>=大幅反発。11日に発表した第2四半期累計(9~2月)決算と、野村証券の投資判断「リデュース」(弱気)設定で前週は売りが優勢だった。14年8月期通期業績予想の据え置き(営業利益25億円、前期比59.8%減)や、4日発表の3月度の月次売上高速報で、既存店売上高が前年同月比1.9%減と7カ月連続で前年実績を下回るなど実態はネガティブ要素が多いが、前週末に下値支持ラインの2500円近辺まで下落したことで、自律反発狙いの買いが入ったようだ。
日本製缶<5905.T>=急伸。18日に14年3月期利益の上方修正を発表したことを好感。売上高は56億3300万円から56億2100万円(前の期比6.4%増)に見直したが、営業損益は4500万円の赤字から3600万円の赤字(前の期は2億500万円の赤字)、純利益は4000万円から7600万円(前の期比 5.8倍)に上方修正した。製造経費の削減で製品評価損が減少したほか、営業外収益として賃貸物件の原状回復負担金収入が計上されたことなどが、収益を押し上げた。
大平洋金属<5541.T>=堅調。株価は3月下旬以降の上昇波鮮烈で、足もと先駆した材料株が利益確定売り圧力に押される中も異彩の強さを発揮している。新日鉄住金系でフェロニッケル精錬最大手、インドネシアの鉱業政策やウクライナを巡るロシアと欧米の政治的対立がニッケル市況の上昇に反映、同社株の物色人気を支えている。過去に大相場を形成、高値2685円という天井の高さも上値追いの活力となっている。
かわでん<6648.T>=ストップ高。同社は18日、前14年3月期通期業績を修正。売上高を従来予想の165億円から181億5000万円(前々期比17.2%増)へ、営業利益を9億円から13億5000万円(同2.1倍)へ上方修正したことが好感されている。首都圏を中心に展開しているオフィスビル向け配電制御システムが順調に売り上げを伸ばしている。首都圏でオフィスビルの新設が相次ぐなかで今後も好調な受注が期待される。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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