【買い】ドリームインキュベータ(東1・4310)唯一息巻く、直近IPO関連

著者:小野山功
投稿:2014/04/15 08:59

地合いが悪い中、ほぼ一本調子で値を上げる「ニューフェイス銘柄」と言えば?

ドリームインキュベータ(東1・4310)

TOPIXが昨日で 7営業日続落するなど、米国株安や日銀の緩和見送りで地合いが急速に悪化しています。

個人投資家が売買の主体である東証マザーズ指数は昨日で 8日続落。米国で「モメンタム銘柄」と呼ばれる成長期待から買われていたIT関連株やバイオ関連株が急落していることで、直近上場銘柄の下げが堅調になっています。

2月13日新規上場したアキュセラ・インクは、上場から 2ケ月足らずで初値 2,300円の半値近くまで売られているほか、3月6日のサイバーリンクスも同 5割安と下げ止まりません。

そんな軟調な地合いにあって、息巻いている銘柄が3月26日上場のディー・エル・イーでしょう。

上場初日は公開価格のおよそ2倍の初値を付けた後、ストップ安まで売られるという波乱のスタートとなりましたが、その後はほぼ一本調子で値を上げ、4月10日に公開価格の「3.6倍」の4,330円まで買われる場面がありました。

ドリームインキュベータはディー・エル・イーの「約10%の株式を保有する大株主」です。IPO銘柄の総崩れを受けて、足元は株価は軟調な推移を強いられていますが、出資先のディー・エル・イーは例外ですので、他のベンチャーキャピタルと一緒になって売られるようであれば、狙い目かとみております。

小野山 功
小野山功
株式会社SQIジャパン 金融コンサルタント
配信元: 達人の予想

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