ドル円101円台は底堅い・・・・

米指標が強ければ反発も・・・・

　先週は、日銀の黒田総裁が記者会見でややタカ派的な発言を行い、追加緩和期待の強かった海外勢から、円を買い戻す動きが強まり、ドル円は急落しました。

　又、米3月雇用統計発表後に、米ナスダック総合指数が大幅安となり、これが米国株式市場全体の地合いを悪化させ、日本株が下げ止まる事が出来なくなり、ドル円の下落に拍車が掛ってしまいました。

　しかし、日経平均株価が14,000円の大台割れとなると、やや売られ過ぎ感の様なものが漂い出し、ドル円も101円台前半では、売りも続かないイメージが出来上がりつつあります。

　今週は、今夜発表の米・3月小売売上高を皮切りに、重要な米経済指標が相次いで発表される事となっており、悪天候の影響の反動で、強めの指標が相次げば、米国株も下げ止まり、ドル円も徐々に底堅くなる可能性が出て来そうです。