Ｔ＆ＣＨＤが大幅安、東証が監理銘柄（確認中）に指定

　Ｔ＆Ｃホールディングス<3832.T>が一時ストップ安まで売られている。東京証券取引所は１１日に、Ｔ＆ＣＨＤ株式を監理銘柄（確認中）に指定したと発表。これが嫌気されているようだ。
　同社が１１日に、四半期報告書の法定提出期限の１４日までに１４年１１月期第１四半期報告書を提出できる見込みがないと発表したことによるもの。同社が法定提出期間の経過後１カ月以内となる５月１４日までに提出できなかった場合、同社株は上場廃止となる。
　なお、同社は遅延理由について、会計監査法人から提出を求められた食品関連事業の資料などが用意できず、連結財務諸表の数値が確定できないためとコメント。５月１４日までには第１四半期報告書などを提出する予定だとしている。

Ｔ＆ＣＨＤの株価は１１時２６分現在３３６円（▼５１円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）