日米TPP交渉、オバマ大統領来日までに大筋合意→金融緩和への“お墨付き”ゲット?
連日詰めの折衝が行われている日米間の環太平洋連携協定(TPP)交渉。日米間での合意が依然難航している一方で、先に来日したアボット豪首相との間で日豪経済連携協定(EPA)に大筋合意。
この合意は、言うなれば今後の日米交渉に対するある意味“あてつけ”のような形に。そんな中、今後の個人的に想定するシナリオは以下の通りです。
・・・中国の軍事的脅威に対する日米連携を見せつけたい日本側の思惑がある中、今月24日来日予定のオバマ米大統領としては、今秋中間選挙が控える前にTPP関連で“タダでは帰れない”という米国側の思惑が一致→来日を機に日米TPP交渉が大筋で合意→さらなる金融緩和による円安誘導政策に懸念を示していた米国が譲歩の姿勢→日銀による追加金融緩和への米国の“お墨付き”を得た中で迎える30日の日銀金融政策決定会合でのサプライズ・・・の可能性も0ではないような気も。
会合前に安倍・黒田会談の噂があること、またちょうど30日あたりは消費増税後の景気低迷が懸念され始める頃であるとともに、“Sell in May”(5月売り)が取り沙汰される時柄ということもあり、マーケットにはかなり大きなインパクトがあると思うのですが・・・。
この合意は、言うなれば今後の日米交渉に対するある意味“あてつけ”のような形に。そんな中、今後の個人的に想定するシナリオは以下の通りです。
・・・中国の軍事的脅威に対する日米連携を見せつけたい日本側の思惑がある中、今月24日来日予定のオバマ米大統領としては、今秋中間選挙が控える前にTPP関連で“タダでは帰れない”という米国側の思惑が一致→来日を機に日米TPP交渉が大筋で合意→さらなる金融緩和による円安誘導政策に懸念を示していた米国が譲歩の姿勢→日銀による追加金融緩和への米国の“お墨付き”を得た中で迎える30日の日銀金融政策決定会合でのサプライズ・・・の可能性も0ではないような気も。
会合前に安倍・黒田会談の噂があること、またちょうど30日あたりは消費増税後の景気低迷が懸念され始める頃であるとともに、“Sell in May”(5月売り)が取り沙汰される時柄ということもあり、マーケットにはかなり大きなインパクトがあると思うのですが・・・。