エルナーが急反発、タイ工場のアルミ電解コンデンサ生産能力を増強

配信元:メルトレ
投稿:2014/04/10 15:41
 プリント回路、コンデンサーを柱とする東証2部のエルナー(6972)が急反発。前日比31高の186円で取引を終えた。ザラ場では同35円高の190円まで買われる場面があった。9日に、タイ工場の大口径車載向けアルミ電解コンデンサの生産能力を増強すると発表し、将来の収益拡大を期待した買いが集中したようだ。

 昨年に約3億円を投資し、タイのコンデンサ生産子会社タニンエルナーチェンマイ工場の建屋改築、増床を行い、生産設備能力を増強し、従来の生産能力の約25%強の月産3800万個体制を構築した後、小口径の製品をマレーシアの生産子会社に移管した結果、大口径の月産能力を2600万個体制としていたが、今回約2億円強の前倒し投資を行うことで8月以降、大口径品の能力を更に月産400万個増の3000万個の生産体制へと拡大し、需要増へ対応するとしている。

[ 株式ネット新聞 ] 提供:株式会社スリーアイ
配信元: メルトレ

関連銘柄

銘柄 株価 前日比
394.0
(12/25)
-28.0
(-6.63%)