NISAで注目度上昇
先月下旬、権利取り最終売買日を前に京浜急行電鉄<9006>などの電鉄株が急動意した。
3月期決算企業の配当や株主優待、特に優待狙いの買いが入ったといわれている。株主優待狙いの投資は今に始まったわけではないが、特に今年は1月から個人投資家向け優遇税制の「NISA」が始まったことで、個人投資家による買いが膨らんだとの見方が強い。
NISAのスタートに伴い、上場企業の間では、個人の投資家に安定して株式を保有してもらうために株主優待制度を導入する動きが広がっている。野村インベスター・リレーションズの調査によると、国内で上場している企業や不動産投資信託など3773の銘柄のうち、株主優待制度を導入しているのは、3月末時点で29.5%に上り、1992年の調査開始以来、最も高い数字になったという。こうした企業側の動きも、個人投資家の優待狙いの買いに拍車をかけたようだ。
そこで今回は4月に優待の権利が確定する銘柄に注目したい。優待や配当の権利を狙うほかにも、権利取りの動きから株価が上昇するようならキャピタルゲインを狙ってもいいだろう。
3月期決算企業の配当や株主優待、特に優待狙いの買いが入ったといわれている。株主優待狙いの投資は今に始まったわけではないが、特に今年は1月から個人投資家向け優遇税制の「NISA」が始まったことで、個人投資家による買いが膨らんだとの見方が強い。
NISAのスタートに伴い、上場企業の間では、個人の投資家に安定して株式を保有してもらうために株主優待制度を導入する動きが広がっている。野村インベスター・リレーションズの調査によると、国内で上場している企業や不動産投資信託など3773の銘柄のうち、株主優待制度を導入しているのは、3月末時点で29.5%に上り、1992年の調査開始以来、最も高い数字になったという。こうした企業側の動きも、個人投資家の優待狙いの買いに拍車をかけたようだ。
そこで今回は4月に優待の権利が確定する銘柄に注目したい。優待や配当の権利を狙うほかにも、権利取りの動きから株価が上昇するようならキャピタルゲインを狙ってもいいだろう。