東急不ＨＤが底入れ鮮明、渋谷オフィス需要好調、目先ＧＣ示現で注目

　東急不動産ホールディングス<3289.T>が物色人気を集めている。東急電鉄グループでビル賃貸を主力に総合不動産業を手掛けるが、業績好調。１５年３月期はマンション分譲が伸び悩むものの、東急沿線で渋谷を軸にオフィス需要が旺盛を極めており、賃貸や仲介事業の拡大基調が続く見通し。グループを挙げて手掛ける二子玉川の再開発も１６年３月期には完了する見通しで中期成長余地の大きさにも着目。株価は７００円台前半で底入れ確認後、リバウンドに転じ、底値圏での５日・２５日移動平均線ゴールデンクロス示現で、目先戻り足が加速する状況にある。

東急不ＨＤの株価は１１時２６分現在８２２円（△２２円）



出所：株経通信（株式会社みんかぶ）