米国株の反発と円安・ドル高の進行を受け5日ぶりに反発

著者:冨田康夫
投稿:2014/01/29 10:05

29日の株式相場見通し

29日の東京株式市場は、きのうまでの4日続落で、日経平均株価が終値で心理的なフシ目とされる1万5000円台を割り込んだことで、売り一巡感も予想され、5日ぶりの反発となりそうだ。
 28日の米国株式市場は、NYダウ平均株価が前日比90ドル高の1万5928ドルと6日ぶりの反発となった。
トルコ中央銀行が、28日、(日本時間29日午前7時)に、通貨防衛と物価上昇の抑制を目的に政策金利の大幅な引き上げを決めたと発表した。
この発表を受けて、日本時間早朝の外国為替市場では、1ドル=103円30銭台へと、急速に円安・ドル高が進行している。 

 日程面では、全国財務局長会議、27日時点の給油所の石油製品価格、12月の乗用車8社の生産・輸出実績に注目。
冨田康夫
株経ONLINE:編集長
配信元: 達人の予想