<動意株・16日>(前引け)=池上通、矢作建、GCA

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2014/01/16 12:12
 池上通信機<6771.T>=急伸し、昨年来高値を更新。同社は15日、シンガポール子会社の設立を検討すると発表、海外展開への期待が高まっている。設立を検討している子会社は東南アジアや西アジア、大洋州地域における市場近接地での積極的な販売・サービス展開を行うことを目的にしている。放送システム機器や医療用カメラなどの販売を行う方針で、今後の動向が注目されている。

 矢作建設工業<1870.T>=続伸。14年3月期は営業利益が前期比2.3倍の60億円見通しと好調。「穴株妙味が指摘され、好業績を背景に個人投資家などの継続的な買いを集めている」(中堅証券)状況だ。時価は大勢3段上げから96年4月以来の高値水準を突破し実質青空圏を飛翔する展開で、戻り売り圧力がない点が強み。高収益体質が光り、PERは依然として14倍弱と割高感はない。

 GCAサヴィアン<2174.T>=続伸。独立系でM&Aコンサルティングに展開するが、16日付の日本経済新聞が、同社が劣後ローンや優先株など「メザニン」と呼ばれる分野に投資するファンドを約300億円組成する、と報じていることも足もとの株価を刺激している。2月にも新会社を設立、年央をメドに年金基金など機関投資家から資金を募集し、来年から国内中堅企業に投資する方針と伝えられる。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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