「NISA」の資金流入にも期待できる、年の瀬に注目したい銘柄に目を向ける。
【買い】柿安本店(JQ・2294)
昨日発表された11月の全国百貨店売上高は、前年同月比2.4%増の5654億円と、2カ月ぶりに増加しました。冬の賞与増額への期待から消費意欲が上向き、主力の衣料品が好調だったようです。
これまでは、株高で潤った一部の富裕層の消費が売上げを押し上げていた要因がありますが、足元では中間所得層で高額品の購入が見られています。富裕層以外でも購買意欲は高まっており、百貨店の書き入れ時である12月の年末商戦には期待が集まります。
さて、柿安といえば、高級ブランド牛「松阪牛」の販売で知られています。百貨店ではお歳暮用ギフト商品の売り上げ好調の話題や、今年の年末年始は奮発して松阪牛、という家庭が増えることも予想されますね。
株価は、5月に付けた高値「1,430円」にあと30円ほどと迫っており、5月高値を更新すれば、上値追いの展開も期待できるでしょう。
また、来週12月26日(木)からは、受け渡しが来年の取引となるため、NISA(ニーサ)口座での買い付けが同日より解禁されます。柿安は株主優待目的で保有する投資家も多く、15万円程度からの買い付けが可能ですので、NISA資金の流入も株価の支援材料になりそうです。
小野山 功
昨日発表された11月の全国百貨店売上高は、前年同月比2.4%増の5654億円と、2カ月ぶりに増加しました。冬の賞与増額への期待から消費意欲が上向き、主力の衣料品が好調だったようです。
これまでは、株高で潤った一部の富裕層の消費が売上げを押し上げていた要因がありますが、足元では中間所得層で高額品の購入が見られています。富裕層以外でも購買意欲は高まっており、百貨店の書き入れ時である12月の年末商戦には期待が集まります。
さて、柿安といえば、高級ブランド牛「松阪牛」の販売で知られています。百貨店ではお歳暮用ギフト商品の売り上げ好調の話題や、今年の年末年始は奮発して松阪牛、という家庭が増えることも予想されますね。
株価は、5月に付けた高値「1,430円」にあと30円ほどと迫っており、5月高値を更新すれば、上値追いの展開も期待できるでしょう。
また、来週12月26日(木)からは、受け渡しが来年の取引となるため、NISA(ニーサ)口座での買い付けが同日より解禁されます。柿安は株主優待目的で保有する投資家も多く、15万円程度からの買い付けが可能ですので、NISA資金の流入も株価の支援材料になりそうです。
小野山 功