<動意株・31日>(大引け)=ニフコ、ショーワ、澤田HDなど

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2013/07/31 15:37
 ニフコ<7988.T>=急騰し、東証1部の値上がり率上位に。同社は自動車や家電向けなどを中心とした工業用ファスナーのトップメーカー。30日に発表した13年4~6月期決算では売上高が前年同期比21.8%増の411億3600万円、経常利益が同44.2%増の38億8200万円と好調だった。自動車の北米販売好調を追い風に同社のファスナーが伸びており収益に寄与した。

 ショーワ<7274.T>=大幅高。30日に決算発表を行い2014年3月期第2四半期(4~9月)の業績の増額修正を発表したことが好感された。同期の連結経常利益は従来予想の90億円から100億円(前年同期比35%増)に上方修正された。二輪車製品はベトナムやインドネシア向けの販売が伸びているほか、四輪車は米国やタイの販売が好調に推移している。第1四半期(4~6月)の連結経常利益は前年同期比33.1%増の54億7900万円だった。

 澤田ホールディングス<8699.T>=急反発。30日大引け後に今3月期の第1四半期決算を発表、連結営業収益95億7200万円(前年同期比84.2%増)、営業利益18億3100万円(同91.0%増)と大幅増収増益を達成したことが好感されている。モンゴルの経済成長に伴いハーン銀行の預金・融資残高は増加傾向にあり順調に推移している。同時に上限10万株、総額1億円(取得期間は7月31日から10月30日まで)の自社株買いを発表している。

 三菱製鋼<5632.T>=大幅続伸。30日の取引終了後、14年3月期の連結業績見通しを従来予想の1100億円、経常利益35億円から、売上高1200億円(前期比13.0%増)、経常利益55億円(同47.8%増)に上方修正したことを好感。主力のばね事業で北米子会社の業績が進んできていることに加えて、特殊鋼材事業で国内需要が徐々に回復してきており損益改善が見込めることなどが要因としている。

 グローバルダイニング<7625.T>=ストップ高。同社は首都圏を中心にイタリア料理や東南アジア料理など外食チェーンを展開するが、商品付加価値向上への取り組みなどが奏功し売上高が拡大、原価の見直しや管理体制の強化により利益面の改善が急だ。同社は30日、13年1~6月期と13年12月期通期業績予想の修正を発表したが、1~6月期の売上高は従来予想の53億8200万円から55億100万円に最終利益は1億9800万円から3億9800万円に増額。

 住友電気工業<5802.T>=大幅続伸。30日引け後に発表した第1四半期(4~6月)連結決算が、売上高5873億4300万円(前年同期比11.4%増)、経常利益266億1500万円(同12.1%増)と2ケタ増益となったことを好感。自動車部門の好調に加えて、構造改革効果が表れたことが業績に寄与した。 

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出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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