「上ひげが出現、下方の窓に向けて」

著者:黒岩泰
投稿:2013/06/14 18:24

「節目はすでに払われている」

本日の日経平均は241.14円高の12686.52円で取引を終了した。朝方から米株高、円安を受けて買い先行となったあとは、高値圏でこう着相場。メジャーSQが12668.04円とやや低めに決まったことで、それが短期的な支持線として機能した。ただ、引けにかけては再び上値の重い展開。足元で円相場がじりじりと上昇したほか、戻り待ちの売り圧力が強く、伸び悩んでいる。日経平均の日足チャートでは上ひげが出現しており、改めてこの水準での上値の重さを示している。すでに昨日の急落によって重要な節目は取り払われており、来週は簡単に下値ブレイクすることになりそうだ。本日の上昇はあくまでも昨日の急落に対する反動。相場のトレンドを変化させるものではない。

「律儀な挨拶」

 そういえば、地下帝国に行くことを誰にも伝えていなかった。両親、兄弟、親類、友人に挨拶しておかなければ・・・。棺桶に入る前に、「俺、死ぬから」というようなものである。結構、律儀なヤツだ。
黒岩泰
株式アナリスト
配信元: 達人の予想