<注目銘柄>=テルモ、CSLプラズマ社との契約終了で来期以降増益基調へ
テルモ<4543.T>は9月中旬以降、下値圏でのもみ合いとなっていたが、ここにきて上放れの様相を呈している。今月8日に発表した米CSLプラズマ社との契約終了で、来期以降の業績拡大期待が高まっており、株価は8月につけた年初来高値更新へ向かう動きが期待できよう。
同社は8日、グループの主要取引先であるCSLプラズマ社との供給契約を合意解除すると発表した。両社は21年に協業を開始し、CSL社が米国で運営する血漿採取センターに原料血漿採取システムを供給してきたが、今回、契約解除に向けた手続きを進めるとしている。
会社側ではこれに伴う減損損失などを計上するため、27年3月期の最終利益予想を1931億円から1200億円(前期比11.7%減)へ下方修正したが、同事業は採算性が低く、契約終了は来28年3月期以降の粗利率やROE(自己資本利益率)にはプラスに寄与するとの見方が強い。また、9月30日に発表した米アーセナル・メディカル社の買収に関しても、それに伴う開発費負担増が懸念されているが、同社が全社的に取り組んでいる収益性改善策の効果により相殺可能であろう。28年3月期以降は再び増益基調へ向かうとみられ、それに伴い株価も中長期的に見直しが進みそうだ。(仁)
出所:MINKABU PRESS
同社は8日、グループの主要取引先であるCSLプラズマ社との供給契約を合意解除すると発表した。両社は21年に協業を開始し、CSL社が米国で運営する血漿採取センターに原料血漿採取システムを供給してきたが、今回、契約解除に向けた手続きを進めるとしている。
会社側ではこれに伴う減損損失などを計上するため、27年3月期の最終利益予想を1931億円から1200億円(前期比11.7%減)へ下方修正したが、同事業は採算性が低く、契約終了は来28年3月期以降の粗利率やROE(自己資本利益率)にはプラスに寄与するとの見方が強い。また、9月30日に発表した米アーセナル・メディカル社の買収に関しても、それに伴う開発費負担増が懸念されているが、同社が全社的に取り組んでいる収益性改善策の効果により相殺可能であろう。28年3月期以降は再び増益基調へ向かうとみられ、それに伴い株価も中長期的に見直しが進みそうだ。(仁)
出所:MINKABU PRESS
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