中東情勢の悪化を警戒した売りに反落へ

配信元:フィスコ
投稿:2026/03/06 08:25
*08:25JST 中東情勢の悪化を警戒した売りに反落へ [本日の想定レンジ]
5日のNYダウは784.67ドル安の47954.74ドル、ナスダック総合指数は58.49pt安の22748.99pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比530円安の54610円だった。本日は、前日の米国株の下落を映して売りが先行して始まりそうだ。前日は週初から大きく下落した反動から自律反発を狙った買いなどに日経平均は大幅に反発した。ただ、25日移動平均線(56022円)を下回って引けたほか、ローソク足は寄り引けほぼ同値の小陽線から長い上ヒゲを伸ばしており、上値の重さを窺わせた。こうしたなか、イランの革命防衛隊が5日、ペルシャ湾北部で米国の石油タンカーを攻撃したと発表。ニューヨークの原油先物相場はエネルギーの供給懸念から約1年8カ月ぶりに高値水準を付け、エネルギーコストの上昇や利下げペースの鈍化が意識され、前日の米国市場では主要株価指数が下落した。ナイトセッションの日経225先物も下落しており、本日の東京市場はリスク回避の動きとなりそうだ。前日には中東情勢の緊迫化懸念がやや和らいでいただけに、情勢緊迫化が相場の重しになるだろう。また、「米政府が半導体大手エヌビディアなどの人工知能(AI)半導体の対外輸出を全世界を対象に許可制にする」と米メディアが報じたこともAI関連企業の重しになる可能性がある。さらに、今週末の中東情勢の行方がどうなるのか気がかりとなり、持ち高調整売りが膨らむことも想定される。このため、本日も取引時間中の中東情勢に関連する報道をにらみながらの動きになりそうだ。上値メドは、心理的節目の55500円や
56000円、25日移動平均線(56022円)、下値メドは、心理的な節目の54500円や54000円、53500円などが挙げられる。

[予想レンジ]
上限55000円-下限53900円

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配信元: フィスコ