中東情勢沈静化に向けた思惑などから買い戻しへ

配信元:フィスコ
投稿:2026/03/05 08:25
*08:25JST 中東情勢沈静化に向けた思惑などから買い戻しへ [本日の想定レンジ]
4日のNYダウは238.14ドル高の48739.41ドル、ナスダック総合指数は290.79pt高の22807.48pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比2120円高の56370円だった。本日は、前日の中東情勢沈静化に向けた思惑などから買い戻しの動きが先行して始まりそうだ。前日は米国・イスラエルとイランによる武力衝突の長期化を懸念した売りに日経平均は大幅に続落した。ローソク足はマドを空けて大陰線を形成し、売り圧力の強さを確認する形となった。しかし、米メディアが4日、「イラン情報省の工作員が米国とイスラエルによる軍事攻撃の翌日、米中央情報局(CIA)に間接的に接触し、停戦に向けた対話の用意があるとシグナルを送っていた」と伝えた。イラン側はこの報道を否定しているものの、停戦に向けた動きなどが支援材料となり、前日の米国市場では、ハイテク株中心に買われ、SOX指数が2%近く上昇するなど、主要株価指数は上昇した。また、ナイトセッションの日経225先物も56000円台を回復しており、本日の東京市場は、指数寄与度の大きい銘柄を中心に買い戻しの動きが強まることが予想される。しかし、停戦の条件などが明らかになっていないだけに、戦闘の長期化懸念を巡る警戒感がやや和らいだに過ぎず、先行き不透明さは変わっていない。中東情勢を巡る報道次第では、再びリスク回避の動きが強まる可能性があることには注意したい。上値メドは、25日移動平均線(55945円)、心理的な節目の56000円、57000円、5日移動平均線(57237円)、下値メドは、心理的な節目の54000円や53000円などが挙げられる。

[予想レンジ]
上限56500円-下限54500円

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配信元: フィスコ