目先は過熱感いっぱいだが
日経平均株価は先週レンジを上にブレイクし、さらに先週末の選挙結果を受けて9,900円台まで上昇した。短期間での急上昇なだけに過熱感もある。株価チャートを見ると、中長期的には抵抗線があり、それを超えられたかどうかはいまだ判断し難い。抵抗線まではもう少し余裕がある。いったんエンジンがかかると容易には止められないのも事実なので、株価は1万円を超え、1万100円程度を伺う動きになる可能性も。ただし、結果として、目先の上昇がダマシになるかの判明はもうしばらく時間がかかるだろう。過熱感があるとは言っても、安易な売りは踏み上げにつながる可能性もある。あくまでも短期売買が賢明かもしれない。