外為サマリー:156円80銭前後へ上昇、「有事のドル買い」が優勢に

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2026/03/02 15:39
 2日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=156円82銭前後と前週末午後5時時点に比べ70銭強のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=184円53銭前後と同10銭程度のユーロ高・円安で推移している。

 ドル円は、午前9時時点では156円60銭前後で推移していたが、午前11時過ぎには156円10銭台に下落した。その後、ドル買い・円売りが強まり156円80銭前後に上昇した。米国とイスラエルが2月28日にイランを攻撃した。イラン最高指導者のハメネイ師が死亡し、ホルムズ海峡が事実上封鎖されたと伝わったが、中東情勢の緊迫化による原油高は、日本にとっては経済悪化につながり円安要因とみられている。原油価格の高騰が警戒され、週明け2日の東京市場で朝方はドル高・円安が進行したが、原油先物相場が伸び悩むと、為替相場もやや円高方向に振れた。ただ、「有事のドル買い」への流れは強く、午後3時にかけ156円台後半にドルは上昇した。この日、日銀の氷見野副総裁が和歌山県金融経済懇談会で挨拶・講演を行い「金融環境は依然として緩和的な領域にある」などと述べた。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1765ドル前後と同0.0050ドル程度のユーロ安・ドル高で推移している。



出所:MINKABU PRESS
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