株価指数先物【寄り前】 +1σ水準が支持線として機能するかを見極め
配信元:株探
投稿:2026/03/02 08:07
大阪3月限ナイトセッション
日経225先物 58640 -460 (-0.77%)
TOPIX先物 3907.5 -47.0 (-1.18%)
シカゴ日経平均先物 58685 -415
(注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)
2月27日の米国市場は、NYダウ、 S&P500、ナスダックの主要な株価指数が下落。英住宅ローン会社マーケット・フィナンシャル・ソリューションズ(MFS)の破綻報道をきっかけに、ゴールドマン・サックス・グループ
S&P500業種別指数は医薬品・バイオテクノロジー、食品・生活必需品小売、電気通信サービスが上昇した一方で、銀行、半導体・同製造装置、テクノロジー・ハード・機器の下げが目立った。NYダウ構成銘柄ではメルク
シカゴ日経平均先物(3月限)の清算値は、大阪比415円安の5万8685円だった。日経225先物(3月限)のナイトセッションは日中比120円高の5万9220円で始まった。しかし、5万9420円まで買われた後は軟化し、米国市場の取引開始後には5万8390円まで下げ幅を広げる場面もあった。終盤にかけては5万8560円~5万8800円辺りで保ち合いを継続。日中比460円安の5万8640円で取引を終えた。
シカゴ先物にサヤ寄せする形から、日経225先物は売り先行で始まりそうだ。なお、米国とイスラエルは28日、イラン全土の標的を攻撃。イランの最高指導者ハメネイ師が死亡し、イラン革命防衛隊はホルムズ海峡を封鎖すると報じられている。イランは湾岸諸国に攻撃を実施しており、紛争の長期化が警戒されてリスク回避姿勢が強まろう。
日経225先物は上向きで推移するボリンジャーバンドの+1σ(5万7940円)と+2σ(6万0030円)とのレンジ内での動きを継続しているが、+1σ水準を試す動きも想定される。まずは同バンドが支持線として機能するかを見極めたいところであり、+1σを明確に割り込んでくると、下へのバイアスが強まりやすい。週足のボリンジャーバンドでは、+1σが5万6960円水準に位置しているため、この水準が射程に入ってきそうだ。
そのため、オプション権利行使価格の5万8500円を中心とした上下の権利行使価格となる、5万7500円から5万9500円のレンジを想定。+1σ水準が支持線として機能するようだと、リバウンド狙いのロングが意識されようが、外部環境の不透明感から戻り待ち狙いのショートが優勢になろう。
27日の米VIX指数は19.86(26日は18.63)に上昇した。75日線(17.54)、200日線(17.28)を支持線とした上昇で25日線(18.69)を上抜けてきた。20.00を下回っているものの、イラン情勢を受けた週明けの動向が注目されよう。
先週末のNT倍率は先物中心限月で14.94倍(26日は15.13倍)に上昇した。エヌビディアの下げが嫌気される形でNTロングの巻き戻しが強まり、14.91倍まで下げる場面もあった。地政学リスクの高まりを背景に資源株などの上昇が見込まれ、NTショートに振れやすくなりそうだ。
株探ニュース
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