*10:00JST 個人投資家・有限亭玉介:フィジカルAIの底力_ロボットに必要なモノづくりの注目銘柄6選【FISCOソーシャルレポーター】
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2025年12月14日10時に執筆
AIが世界中で活用される未来を想像した時、ほとんどの方はロボットと人間の共生をイメージしたのではないでしょうか。まるで日本がアニメで描いてきたような未来の姿を、AIで実現できるところまで人類は足を踏み入れたようですな。
改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
フィジカルAIやヒューマノイドの話題は日本ではあまり目にしませんが、それらを作るロボットの技術力は十分に備わっているはずです。日本は産業用ロボットや工作機械などを手掛けるトップ企業が揃いにそろっておりますからねぇ。
自動車産業を支えた工作機械やロボットの技術は、フィジカルAIにも活かされるでしょう。AIのような「脳」が一流であってもアクチュエータ(駆動装置)や精密制御のような筋肉や神経の技術が十分でなければ、総合的にフィジカルAIとして完成する事はありません。日本のものづくり大国としてのプライドを見せてもらいたいもんですな。
米国や中国、ドイツもフィジカルAI分野に政府が積極的に投資を行っております。日本もラピダスやTSMCと同様に、フィジカルAIにも潤沢な投資が行われるか気になるところです。単に製造現場の働き手としてのフィジカルAIを想定するのではなく、防衛・防災関連としても自律ロボットは大いに活躍できる余地があると思われます。
米国では有名大学を卒業しても仕事を得られない人が増えているようです。その反面、日本は慢性的な人手不足。これはフィジカルAIをどんどん導入してくださいと言わんばかりの状況でしょうな。「日本のロボット産業は終わった」と言う人もいますが、日本は「これからフィジカルAIの時代が始まる…」と、あたくしは信じてやみません。
さて、フィジカルAIに関連する銘柄を見ているとすれば…極小ベアリングなどを手掛ける部品メーカーのミネベアミツミ<6479>をチェック中です。長期で鮮やかな上昇トレンドを形成して、年初来高値を更新中。26年3月期の営業利益は過去最高益を更新する予想です。
産業用ロボットの関節「精密減速機」で世界シェア約6割を占めるナブテスコ<6268>もフィジカルAI関連で重要な存在となるかもしれませんねぇ。他にも自動ドアや航空機部品など多方面で高シェア商品を手掛けており業績も好調です。自己株式の消却などで、需給も改善している様子。
フィジカルAIだけでなく防衛関連としての思惑もあるシンフォニアテクノロジー<6507>は、物流分野向け自律走行ロボット「Amua(アムア)」を開発中です。26年3月期の経常は過去最高益を更新する見通しとなりました。
軸受け大手の不二越<6474>も産業用ロボットや工作機械で思惑がありますな。チャートが年初来高値を更新した後もPBRは1倍割れです。1月14日の決算発表でチャートに変化があるか注視して参ります。
12月11日に北米企業からの大型受注を発表した平田機工<6258>は、自動車や半導体など生産設備の製造販売を手掛ける企業ですな。現在の自動ロボットの現場をフィジカルAIに置き換えていくには、同社のような総合的に現場に知見がある企業も物色されるかもしれませんねぇ。PBRも割安感があり業績も好調です。
最後はコイルの自動巻線機を手掛けるNITTOKU<6145>で締めさせていただきます。同社は直接フィジカルAIに関連するロボットを手掛けているわけではありませんが、電子デバイスや自動車など製造業との関わりは深く業績寄与する可能性はあると言えるでしょう。
さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。
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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
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※2025年12月14日10時に執筆
AIが世界中で活用される未来を想像した時、ほとんどの方はロボットと人間の共生をイメージしたのではないでしょうか。まるで日本がアニメで描いてきたような未来の姿を、AIで実現できるところまで人類は足を踏み入れたようですな。
改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
フィジカルAIやヒューマノイドの話題は日本ではあまり目にしませんが、それらを作るロボットの技術力は十分に備わっているはずです。日本は産業用ロボットや工作機械などを手掛けるトップ企業が揃いにそろっておりますからねぇ。
自動車産業を支えた工作機械やロボットの技術は、フィジカルAIにも活かされるでしょう。AIのような「脳」が一流であってもアクチュエータ(駆動装置)や精密制御のような筋肉や神経の技術が十分でなければ、総合的にフィジカルAIとして完成する事はありません。日本のものづくり大国としてのプライドを見せてもらいたいもんですな。
米国や中国、ドイツもフィジカルAI分野に政府が積極的に投資を行っております。日本もラピダスやTSMCと同様に、フィジカルAIにも潤沢な投資が行われるか気になるところです。単に製造現場の働き手としてのフィジカルAIを想定するのではなく、防衛・防災関連としても自律ロボットは大いに活躍できる余地があると思われます。
米国では有名大学を卒業しても仕事を得られない人が増えているようです。その反面、日本は慢性的な人手不足。これはフィジカルAIをどんどん導入してくださいと言わんばかりの状況でしょうな。「日本のロボット産業は終わった」と言う人もいますが、日本は「これからフィジカルAIの時代が始まる…」と、あたくしは信じてやみません。
さて、フィジカルAIに関連する銘柄を見ているとすれば…極小ベアリングなどを手掛ける部品メーカーのミネベアミツミ<6479>をチェック中です。長期で鮮やかな上昇トレンドを形成して、年初来高値を更新中。26年3月期の営業利益は過去最高益を更新する予想です。
産業用ロボットの関節「精密減速機」で世界シェア約6割を占めるナブテスコ<6268>もフィジカルAI関連で重要な存在となるかもしれませんねぇ。他にも自動ドアや航空機部品など多方面で高シェア商品を手掛けており業績も好調です。自己株式の消却などで、需給も改善している様子。
フィジカルAIだけでなく防衛関連としての思惑もあるシンフォニアテクノロジー<6507>は、物流分野向け自律走行ロボット「Amua(アムア)」を開発中です。26年3月期の経常は過去最高益を更新する見通しとなりました。
軸受け大手の不二越<6474>も産業用ロボットや工作機械で思惑がありますな。チャートが年初来高値を更新した後もPBRは1倍割れです。1月14日の決算発表でチャートに変化があるか注視して参ります。
12月11日に北米企業からの大型受注を発表した平田機工<6258>は、自動車や半導体など生産設備の製造販売を手掛ける企業ですな。現在の自動ロボットの現場をフィジカルAIに置き換えていくには、同社のような総合的に現場に知見がある企業も物色されるかもしれませんねぇ。PBRも割安感があり業績も好調です。
最後はコイルの自動巻線機を手掛けるNITTOKU<6145>で締めさせていただきます。同社は直接フィジカルAIに関連するロボットを手掛けているわけではありませんが、電子デバイスや自動車など製造業との関わりは深く業績寄与する可能性はあると言えるでしょう。
さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。
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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
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