*13:15JST 米国株見通し:伸び悩みか、利下げ期待も景気減速に警戒
(13時00分現在)
S&P500先物 6,876.25(+9.50)
ナスダック100先物 25,691.00(+68.25)
米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅高、NYダウ先物は20ドル高。米長期金利は戻りが鈍く、本日の米株式市場は買い先行となりそうだ。
4日の米株式市場はまちまち。ダウは31ドル安の47850ドルと3日ぶりに反落し、S&Pとナスダックは小幅高で取引を終えた。今週発表された雇用関連指標が強弱入り交じる内容となり、売り買いが交錯。新規失業保険申請件数は改善したものの、人員削減数が5年ぶりの高水準となり、雇用情勢の減速懸念が広がった。連邦準備制度理事会(FRB)の追加利下げ観測が下支えとなったものの、不透明感は残り積極的な取引は控えられた。
本日は伸び悩みか。今晩発表のコアPCE価格指数は前回から伸びの鈍化が見込まれ、インフレ後退が確認されれば来月開催の連邦公開市場委員会(FOMC)での追加利下げ期待が支援材料となる。一方、足元の雇用関連データの弱さが意識され、週末に向け景気減速懸念が株価の重荷となる可能性も。金利低下を背景にハイテク株には買いが入りやすいものの、金融や資本財は上値が重いだろう。市場は金融政策スタンスと景気動向を見極める展開となりそうだ。
<TY>
S&P500先物 6,876.25(+9.50)
ナスダック100先物 25,691.00(+68.25)
米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅高、NYダウ先物は20ドル高。米長期金利は戻りが鈍く、本日の米株式市場は買い先行となりそうだ。
4日の米株式市場はまちまち。ダウは31ドル安の47850ドルと3日ぶりに反落し、S&Pとナスダックは小幅高で取引を終えた。今週発表された雇用関連指標が強弱入り交じる内容となり、売り買いが交錯。新規失業保険申請件数は改善したものの、人員削減数が5年ぶりの高水準となり、雇用情勢の減速懸念が広がった。連邦準備制度理事会(FRB)の追加利下げ観測が下支えとなったものの、不透明感は残り積極的な取引は控えられた。
本日は伸び悩みか。今晩発表のコアPCE価格指数は前回から伸びの鈍化が見込まれ、インフレ後退が確認されれば来月開催の連邦公開市場委員会(FOMC)での追加利下げ期待が支援材料となる。一方、足元の雇用関連データの弱さが意識され、週末に向け景気減速懸念が株価の重荷となる可能性も。金利低下を背景にハイテク株には買いが入りやすいものの、金融や資本財は上値が重いだろう。市場は金融政策スタンスと景気動向を見極める展開となりそうだ。
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