住友ゴは年初来高値更新、NECとの戦略的パートナーシップ活動を加速へ◇

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2025/11/26 14:56
 住友ゴム工業<5110.T>が5日続伸し、年初来高値を更新した。同社はきょう、7月に発表したNEC<6701.T>との戦略的パートナーシップ締結で掲げた「世界で競争力のある研究開発基盤の構築」に向けて活動を加速すると発表。今後の展開が期待されているようだ。

 具体的には2030年までに変革すべきテーマを定め、NECが持つ人工知能(AI)をはじめとした先端技術や研究者の高度な技術知見と、住友ゴの研究開発力を組み合わせることで、世界的に競争力のある研究開発基盤の構築とビジネスの早期実現を目指すという。また、注力テーマのうち、疑似量子アニーリング技術(量子コンピューターの仕組みを模倣し、通常のコンピューターで複雑な最適化問題を効率的に解く技術)を活用したタイヤ材料の配合予測と、AIエージェント及び材料探索ソリューションを活用した新材料の探索において先行実証を行い、有効な成果を得たことも明らかにしている。
 
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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