<注目銘柄>=シルバライフ、高齢者施設向け牽引役に高成長へ
シルバーライフ<9262.T>は、高成長期待を背景に先高感が強く、株価4ケタ台での活躍が期待されている。
同社は、高齢者向け配食サービスのFC運営や調理済み食材の販売を行うほか、冷凍弁当の自社販売及びOEM販売を展開する。9月12日に発表した25年7月期単独決算は、営業利益が8億5000万円(前の期比10.7%増)と2ケタ増益を達成。FC加盟店事業が価格改定とコメ価格の高騰により増加したほか、注力している高齢者施設など事業(施設向け食材販売)が人手不足に伴う需要増と、ご飯付き冷凍弁当の好調で大幅に伸長。更に直販・その他事業もECを主体とした冷凍弁当の拡大や一部商品の値上げで好調だった。
同社は、最安値を維持しつつ市場占有率を上げていくためには、製造コストと物流コストの改善や安定化が課題になると判断。そのために「商品製造の内製化」と「物流の内製化」を推進している。製造内製化については、増産のための人員体制が整うことで12月からチルドパックの内製化比率を70%から85%へ引き上げる予定。一方、物流の内製化は、年内から来年前半にかけて一定地域の店舗のルート便化を進め、それに施設向けや個人向けを載せることで運賃の抑制を図る。26年7月期は営業利益10億4000万円(前期比22.3%増)を見込んでおり、28年7月期に営業利益12億円を目指す中期経営計画達成に向け順調な進捗となる見通しだ。(温羅)
出所:MINKABU PRESS
同社は、高齢者向け配食サービスのFC運営や調理済み食材の販売を行うほか、冷凍弁当の自社販売及びOEM販売を展開する。9月12日に発表した25年7月期単独決算は、営業利益が8億5000万円(前の期比10.7%増)と2ケタ増益を達成。FC加盟店事業が価格改定とコメ価格の高騰により増加したほか、注力している高齢者施設など事業(施設向け食材販売)が人手不足に伴う需要増と、ご飯付き冷凍弁当の好調で大幅に伸長。更に直販・その他事業もECを主体とした冷凍弁当の拡大や一部商品の値上げで好調だった。
同社は、最安値を維持しつつ市場占有率を上げていくためには、製造コストと物流コストの改善や安定化が課題になると判断。そのために「商品製造の内製化」と「物流の内製化」を推進している。製造内製化については、増産のための人員体制が整うことで12月からチルドパックの内製化比率を70%から85%へ引き上げる予定。一方、物流の内製化は、年内から来年前半にかけて一定地域の店舗のルート便化を進め、それに施設向けや個人向けを載せることで運賃の抑制を図る。26年7月期は営業利益10億4000万円(前期比22.3%増)を見込んでおり、28年7月期に営業利益12億円を目指す中期経営計画達成に向け順調な進捗となる見通しだ。(温羅)
出所:MINKABU PRESS
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