後場の日経平均は16円安でスタート、シマノやANAなどが下落

配信元:フィスコ
投稿:2025/07/30 13:04
[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;40658.12;-16.43TOPIX;2917.41;+8.77


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比16.43円安の40658.12円と、前引け(40682.14円)から下げに転じてスタート。ランチタイム中の日経225先物は40630円-40690円のレンジでもみ合い。ドル・円は1ドル=147.90-148.00円と午前9時頃から50銭ほど円高・ドル安水準。アジア市況は上海総合指数が小幅安から上げに転じ0.5%ほど上昇している一方、香港ハンセン指数はマイナス圏でやや下げ渋り0.4%ほど下落している。後場の東京市場は前引けに比べやや売りが先行して始まった。外為市場で円相場がやや円高・ドル安方向に振れていることが警戒要因となっているもよう。また、日本時間の明日未明に米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果が発表され、明日は日銀金融政策決定会合の結果発表が予定されていることから、これらを見極めたいとして積極的な買いは総じて見送られている。一方、日経平均は昨日までの3日続落で1100円を超す下げとなったことから、下値では押し目待ちや自律反発狙いの買いが入りやすいようだ。

 セクターでは、空運業、パルプ・紙、輸送用機器が下落率上位となっている一方、非鉄金属、繊維製品、海運業が上昇率上位となっている。東証プライム市場の売買代金上位では、シマノ<7309>、さくら<3778>、ANA<9202>キーエンス<6861>コマツ<6301>、リクルートHD<6098>ホンダ<7267>、JAL<9201>ダイキン<6367>積水ハウス<1928>が下落。一方、住友ファーマ<4506>フジクラ<5803>、古河電工<
5801>、NEC<6701>キヤノン<7751>、IHI<7013>、川崎重<7012>三菱重<7011>、スクリーンHD<7735>富士通<6702>が上昇している。

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