スターマイカが大幅反落、今上期の営業4割増益達成も需給面でネガティブな思惑◇

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2025/07/01 09:39
 スター・マイカ・ホールディングス<2975.T>が大幅反落。フシ目の1000円大台回復を目前に下値を探る動きとなった。同社は区分所有の分譲中古マンションの売買を手掛ける。入居者退去後に改装して資産価値を高めて販売するリノベマンション事業を主力に業績は会社側想定を上回る好調で推移している。同社が前日取引終了後に発表した25年11月期上期(24年12月~25年5月)決算は営業利益が前年同期比40%増の40億1700万円と大幅な伸びを達成、対通期進捗率も63%に達した。しかし、株式需給面ではネガティブな思惑も出ている。市場関係者からは「三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>が6月30日付で提出した変更報告書でグループ共同保有でのスターマイカ株式保有株比率が6.10%から4.18%に急低下しており、大口の売り圧力をネガティブ視する動きがあるようだ」(準大手証券ストラテジスト)という声が聞かれた。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

関連銘柄

銘柄 株価 前日比
1,236.0
(12/12)
+32.0
(+2.65%)
2,499.0
(12/12)
+60.5
(+2.48%)