トヨタやSUBARUが後場一段安、トランプ米政権の相互関税発動後に円高進行◇
トヨタ自動車<7203.T>やSUBARU<7270.T>が後場に一段安となった。トランプ米政権の相互関税が日本時間9日午後1時1分に発動した。マーケットでは悪材料出尽くしとの受け止めは広がらず、世界経済に対する悪影響が引き続き警戒されている。発動後に外為市場ではドル売り・円買い圧力が掛かり、ドル円相場は1ドル=144円台まで円高に振れた。米国が輸入する自動車に対しては先行して25%の追加関税が発動していたが、足もとの円高進行と世界景気の減速懸念が自動車株の重荷となっているようだ。日産自動車<7201.T>やホンダ<7267.T>も下値を再び探る展開。マツダ<7261.T>も軟調に推移している。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
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