大阪6月限
日経225先物 37010 -400 (-1.06%)
TOPIX先物 2747.0 -35.5 (-1.27%)
日経225先物(6月限)は前日比400円安の3万7010円で取引を終了。寄り付きは3万7380円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万7395円)にサヤ寄せする形から、やや売り先行で始まった。直後につけた3万7400円を高値に軟化し、いったん3万7250円辺りで保ち合う場面もみられたが、前場中盤以降は下へのバイアスが強まり、前場終盤にかけて3万7000円まで下げ幅を広げた。
ランチタイムでは3万7000円~3万7080円辺りでの推移みせていたが、後場中盤にかけてレンジを割り込み、3万6900円まで下げ幅を広げた。ただし、終盤にかけては配当再投資に伴う買いが入り、現物の大引け間際には3万7160円まで下げ幅を縮める場面もあった。
節目の3万7000円まで下げたことで、売り一巡感が意識される動きもあったが、後場に入っての一段安によってボリンジャーバンドの-1σ(3万6790円)辺りが意識されてきた。4月2日に詳細が明らかとなる米政権による「相互関税」の内容を確認したいところであり、押し目狙いのロングは限られていた。
また、配当再投資に伴う買いは昨日と本日で一巡したとみられ、ナイトセッションで3万6760円まで売られる場面もみられた。需給面での下支えが無くなるなかで-1σを下回ってくると、-2σが位置する3万6230円が射程に入ってくる展開が警戒されてきそうだ。まずは、「相互関税」の内容を見極めたいところであろう。
また、週足の一目均衡表では雲上限での推移を継続しており、リバウンドが意識されやすい水準ではある。ただし、雲が薄いところであり、3万6000円を割り込んでくると、雲を下抜ける形でシグナルが悪化する。
NT倍率は先物中心限月で13.47倍に上昇した。一時13.42倍まで低下する場面もみられたが、配当落ちの影響もあって東証プライムの値下がり数が1400を超える状況だった。セクターでも東証33業種すべてが下落し、証券、海運、鉄鋼、銀行の弱さが目立ち、相対的にTOPIX型の弱さにつながったようだ。
手口面(6月限:立会内)では、日経225先物はABNクリアリン証券が2万2837枚、ソシエテジェネラル証券が1万7771枚、サスケハナ・ホンコンが5308枚、モルガンMUFG証券が4680枚、バークレイズ証券が4160枚、SBI証券が2509枚、野村証券が2473枚、JPモルガン証券が2259枚、ゴールドマン証券が2144枚、楽天証券が1555枚だった。
TOPIX先物は、ABNクリアリン証券が3万1474枚、ソシエテジェネラル証券が2万8371枚、JPモルガン証券が8540枚、バークレイズ証券が8488枚、ゴールドマン証券が6515枚、モルガンMUFG証券が6331枚、野村証券が3761枚、ビーオブエー証券が3388枚、UBS証券が2355枚、SBI証券が2015枚だった。
株探ニュース
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