ＳＩＧＧ、今期経常を34％上方修正・2期ぶり最高益、配当も1円増額

　ＳＩＧグループ <4386> [東証Ｓ] が2月12日大引け後(15:30)に決算を発表。25年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比2.2倍の5億1500万円に急拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の4億4000万円→5億9000万円(前期は3億5700万円)に34.1％上方修正し、増益率が23.2％増→65.3％増に拡大し、2期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の7500万円→2億2500万円(前年同期は2億1100万円)に3.0倍増額し、一転して6.6％増益計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の24円→25円(前期は14円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比70.5％増の1億5000万円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の3.1％→6.6％に大幅改善した。

株探ニュース