【本日の見通し】雇用統計待ち、流れは上方向か
【本日の見通し】雇用統計待ち、流れは上方向か
22時半の12月米雇用統計待ち。前回11月分は、ハリケーンなどの影響で弱く出た10月分の反動でかなり大きな伸びとなった非農業部門雇用者数は、今回伸び鈍化が見込まれている。ただ、関連指標、特に800万の大台を回復した雇用動態調査(JOLTS)求人件数の影響もあり、予想は先週時点より上方修正されてきており、好結果への期待が広がっている。
雇用統計がしっかりした数字を示すと、早期の追加利下げへの期待が後退。ドル高となる可能性がある。市場では2025年の利下げを1回と見込む動きが広がっており、昨年秋の状況と比べて利下げ期待がかなり後退している。今回強めの数字が出てくると、年内据え置きで進むのではとの期待などが広がり、もう一段のドル買いとなる可能性がある。ただドル円に関しては160円にかけて介入警戒感が広がるだけに、上値追いにも少し慎重か。流れは上方向も上値は限られるか。
予想よりも弱かった場合は、いったんドル買いの調整が入りそう。中期的な流れがドル買い方向と見られるだけに、下がると買いが出る流れか。
ユーロドルなども基本的には雇用統計待ち。頭が重くなっている印象で、展開次第では2日に付けた1.0220台トライがありそう。
ドル主導でクロス円はやや不安定。ドル円の動きが強いとみているが、介入警戒感でドル高の流れとなった時にドル円の上値が抑えられると、ユーロ円などはユーロドルでのユーロ売りドル買いに押される場面もありそう。
MINKABUPRESS 山岡
22時半の12月米雇用統計待ち。前回11月分は、ハリケーンなどの影響で弱く出た10月分の反動でかなり大きな伸びとなった非農業部門雇用者数は、今回伸び鈍化が見込まれている。ただ、関連指標、特に800万の大台を回復した雇用動態調査(JOLTS)求人件数の影響もあり、予想は先週時点より上方修正されてきており、好結果への期待が広がっている。
雇用統計がしっかりした数字を示すと、早期の追加利下げへの期待が後退。ドル高となる可能性がある。市場では2025年の利下げを1回と見込む動きが広がっており、昨年秋の状況と比べて利下げ期待がかなり後退している。今回強めの数字が出てくると、年内据え置きで進むのではとの期待などが広がり、もう一段のドル買いとなる可能性がある。ただドル円に関しては160円にかけて介入警戒感が広がるだけに、上値追いにも少し慎重か。流れは上方向も上値は限られるか。
予想よりも弱かった場合は、いったんドル買いの調整が入りそう。中期的な流れがドル買い方向と見られるだけに、下がると買いが出る流れか。
ユーロドルなども基本的には雇用統計待ち。頭が重くなっている印象で、展開次第では2日に付けた1.0220台トライがありそう。
ドル主導でクロス円はやや不安定。ドル円の動きが強いとみているが、介入警戒感でドル高の流れとなった時にドル円の上値が抑えられると、ユーロ円などはユーロドルでのユーロ売りドル買いに押される場面もありそう。
MINKABUPRESS 山岡
このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。
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