NY時間に伝わった発言・ニュース

著者:MINKABU PRESS
投稿:2025/01/09 06:10
※経済指標
*ADP雇用統計(12月)22:15
結果 12.2万人
予想 13.9万人 前回 14.6万人

*米週間石油在庫統計(バレル・前週比)0:30
原油 -95.9万(4億1464万)
ガソリン +633万(2億3771万)
留出油  +607.1万(1億2894万)
(クッシング地区)
原油 -250.2万(2004万)
*()は在庫総量

※発言・ニュース
*FOMC議事録
・多くが今後数四半期の慎重なアプローチの必要性を認識。
・過半数が決定に関する判断は慎重にバランスが取られていると回答。
・ほとんど全員がインフレのリスクが上昇したと認識。
・予測には貿易や移民問題も含まれていた。
・大多数が時間をかけるのに適した状況であると回答。
・多くが政策は大幅に制限が緩和されていると認識。
・参加者は時間をかけて中立に向かうと予想。
・政策金利を据え置くことに利点を見出す意見もあった。

*トランプ次期大統領、新関税政策で緊急宣言を検討
 トランプ次期大統領が新関税政策で緊急宣言を検討していると伝わった。CNNが関係者の話として伝えた。トランプ氏は普遍的な関税を課すための法的根拠を得るために、国家経済緊急事態を宣言することを検討しているという。

*ウォラーFRB理事
・労働市場は最大雇用の目標に近づいている。
・関税がインフレに著しい影響を与えることは見ていない。
・労働市場が劇的に弱まる兆候はない
・関税が金融政策に関する自身の見解に影響を与える可能性は低い。
・2025年の見通しが予想通りなら、利下げを支持。
・米経済は堅調な基盤を維持していると引き続き確信。
・追加利下げが適切で、インフレは低下すると予想。
・利下げのペースはインフレの進展と雇用の状況次第。
・金利がすぐにゼロ近傍に戻らない。

*イエレン米財務長官
・米国債市場は金利期待の織り込み直しを反映。
・政府効率化省の計算で歳出削減できるかは疑問。
・期間プレミアムはいくらか上昇した模様。
・期間プレミアムは正常化し始めている。
・債券市場の自警団が表れるのは見たくない。
・新政権が財政赤字の問題を真剣に受け止めることを期待。
・経済データが期間プレミアムを押し上げ。
・パンデミック対策の支出はインフレを多少押し上げた可能性。
・ただ、対策は必要だった。
・インフレはサプライチェーンの深刻な問題を反映。
・過去2カ月間、ディスインフレの進展は見られていない。
・ただ、インフレは依然下降傾向にあると確信。

*ビルロワドガロー仏中銀総裁
・ECBの金利は依然として中立水準を大幅に上回る。
・ECBが利下げペースを緩めないのは理に適っている。
・ECBは中立金利を2%に近い水準と推定。
・夏までに中立金利に達するのは理に適っている。
・12月のインフレ上昇は予想されていた。
・インフレ抑制の勝利は損なわれていない。
・フランスの財政は慢性的な病気。
・フランスによるドイツへの対抗措置は危険なほど拡大。
・財政の不確実性を減らすことが成長の条件。
・25年の赤字はGDP比5%に限りなく近づけるべき。
・25年のGDP予測を下方リスクを考慮し0.9%に再提示。
・フランス中銀は現在、景気後退を予測していない。

このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。

配信元: みんかぶ(FX/為替)