ドル円、158円台半ばに再び上昇 本日もトランプ絡みのニュースが賑わす=NY為替序盤
きょうもNY為替市場はドル買いが優勢となっており、ドル円は158円台半ばに再び上昇している。前日に上値を拒まれた水準だが、突破して行くか注目される。本日もトランプ絡みのニュースが市場を賑わせ、トランプ氏が新関税政策で緊急宣言を検討していると伝わった。トランプ氏は普遍的な関税を課すための法的根拠を得るために、国家経済緊急事態を宣言することで、国際経済緊急権限法を利用して新たな関税プログラムを立ち上げることができるようになるという。
本日も米国債利回り上昇がドル円をサポート。インフレ再燃と財政赤字への懸念が根強く、10年債は4.72%台、30年債は4.96%台まで一時上昇した。FRBの利下げ期待も後退し、3月までに利下げが行われる確率が一時35%程度まで低下。年初の58%からさらに低下していた。ただ、現在は45%程度に戻す展開。
ウォラーFRB理事の発言が伝わり、「関税がインフレに著しい影響を与えることは見ていない。2025年の見通しが予想通りなら利下げを支持。追加利下げが適切でインフレは低下を予想」などと述べていた。本日は午後に12月開催分のFOMC議事録が公表され、注目されそうだ。
なお、日本時間0時のNYカットでのオプションの期日到来は157.50円に観測。
8日(水)
157.50 (17.0億ドル)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
本日も米国債利回り上昇がドル円をサポート。インフレ再燃と財政赤字への懸念が根強く、10年債は4.72%台、30年債は4.96%台まで一時上昇した。FRBの利下げ期待も後退し、3月までに利下げが行われる確率が一時35%程度まで低下。年初の58%からさらに低下していた。ただ、現在は45%程度に戻す展開。
ウォラーFRB理事の発言が伝わり、「関税がインフレに著しい影響を与えることは見ていない。2025年の見通しが予想通りなら利下げを支持。追加利下げが適切でインフレは低下を予想」などと述べていた。本日は午後に12月開催分のFOMC議事録が公表され、注目されそうだ。
なお、日本時間0時のNYカットでのオプションの期日到来は157.50円に観測。
8日(水)
157.50 (17.0億ドル)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。
最新人気記事
-
明日の株式相場に向けて=“急騰予備軍”目白押しの半導体セクター 01/08 17:30
-
「量子コンピューター」が首位、グーグル新型チップ発表を受けた物色続... 01/08 12:20
-
「半導体製造装置」が15位、AI用半導体特需が改めて脚光浴びる<注... 01/07 12:20
-
<みんかぶ・個人投資家の予想から>=「買い予想数上昇」1位にキオクシア 01/08 12:47
-
東京株式(大引け)=102円安、米株安に追随も半導体関連の強さ目立つ 01/08 16:14
新着ニュース
新着ニュース一覧-
今日 15:30
-
今日 15:30
-
-