小反落、供給過剰懸念が重しも動意は限定的=NY原油概況

著者:MINKABU PRESS
投稿:2024/12/24 05:45
NY原油先物2月限(WTI)(終値)
1バレル=69.24(-0.22 -0.32%)

 ニューヨーク原油の2025年2月限は小反落。来年の供給過剰懸念が重し。石油輸出国機構(OPEC)プラス以外の産油国の増産が続くと見られている。金融緩和や財政政策が中国の景気減速を反転させ、石油需要が上向く可能性はあるものの、需要拡大期待は限定的。ただ、クリスマス前で市場参加者が減少するなかで動意は乏しく、安値から切り返して引けた。

 時間外取引で2月限は69.94ドルまで強含んだ後にマイナス転換した。通常取引序盤も売り優勢で68.59ドルまで下落。ただ、引けにかけては下げ幅を縮小した。

MINKABU PRESS

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