アジア株 総じて上昇、豪州株は大幅反発

著者:MINKABU PRESS
投稿:2024/12/23 18:29
東京時間17:44現在
香港ハンセン指数   19883.13(+162.43 +0.82%)
中国上海総合指数  3351.26(-16.81 -0.50%)
台湾加権指数     23104.54(+594.29 +2.64%)
韓国総合株価指数  2442.01(+37.86 +1.57%)
豪ASX200指数    8201.58(+134.62 +1.67%)
インドSENSEX30種  78298.19(+256.60 +0.33%)

 23日のアジア株式市場は総じて上昇。11月の米個人消費支出(PCE)物価指数が市場予想を下回り、前週末の米国株が大幅高となったことで、アジア株も買い優勢で推移した。バイデン米大統領が「つなぎ予算案」に署名したことで、米政府機関の閉鎖が回避されたことも支援材料となったもよう。豪州株は大幅反発。利下げ期待の高まりなどから買いが広がった。金融、一般消費財、不動産など幅広い銘柄が上昇した。台湾株は反発。前週末の米株高を受けて、ハイテク株を中心に上昇した。
   
 上海総合指数は続落。銀行大手の中国農業銀行、コンピューター部品メーカーの海光信息技術が買われる一方で、ソフトウエアメーカーの中科寒武紀科技、証券会社の中信証券、ソフトウエアメーカーの北京金山弁公軟件、発電設備・大型機械設備メーカーの上海電気集団、化学品メーカーの内蒙古君正能源化工集団が売られた。
   
 香港ハンセン指数は反発。海上輸送会社の東方海外国際(オリエント・オーバーシーズ)、ドラッグストア運営の京東健康(JDヘルス・インターナショナル)、インターネット検索サイト会社の百度(バイドゥ)、半導体受注生産メーカーの中芯国際集成電路製造(SMIC)、石油大手の中国海洋石油(CNOOC)が買われた。
   
 豪ASX200指数は大幅反発。銀行大手のオーストラリア・コモンウエルス銀行、小売りチェーンなど多角経営企業のウェスファーマーズ、資源・鉱山会社のBHPグループ、不動産会社のグッドマン・グループ、石油・ガス会社のウッドサイド・エナジー・グループ、ソフトウエア会社のワイズテック・グローバルが買われた。

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