大阪3月限
日経225先物 39080 -120 (-0.30%)
TOPIX先物 2728.5 +4.0 (+0.14%)
日経225先物(3月限)は前日比120円安の3万9080円で取引を終了。寄り付きは3万8440円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万8460円)にサヤ寄せする形から売りが先行した。現物の寄り付き直前には、一時3万8210円まで下落幅を広げる場面もみられた。ただし、売り一巡後は押し目狙いのロングやショートカバーが入り、前場中盤にかけて3万8830円まで下げ幅を縮めた。
日銀の金融政策決定会合の結果待ちとなるなか、ランチタイムで市場の予想通り利上げ見送り決定が伝わると、一時3万8930円まで下げ幅を縮めた。その後は終盤にかけて3万8700円~3万8930円辺りで保ち合ったが、引け間際に戻り基調を強めると、3万9080円と本日の高値で取引を終える形となった。
日経225先物は、朝方はインデックスに絡んだ商いが集中する形から3万8210円まで急落したが、ボリンジャーバンドの-1σ(3万8350円)を下回ってきたことで、押し目待ち狙いのロングが入りやすいところだった。また、売り一巡後は75日移動平均線(3万8440円)、200日線(3万8480円)を上回って推移しており、日銀会合を無難に通過したことで、アク抜けを狙ったロングが強まる格好だった。
終盤にかけては25日線が位置する3万8870円辺りを挟んで底堅さがみられ、引けにかけてショートカバーが入ったようだ。19日の米国市場では前日の大幅な下げに対する自律反発が期待されるほか、日銀会合の結果が予想通りだったことで、米国でもリバランスの動きが意識されやすいだろう。
日経225先物はナイトセッションを加えた値動きでは、3万9080円処から3万8210円まで800円を超える長い下ヒゲを残す形となった。早い段階で+1σ(3万9410円)水準を回復してくるようだと、ショートカバーを交えてリバウンド基調を強めてくる可能性がありそうだ。週間形状では-1σ(3万8290円)を下回った後は13週線(3万8880円)を回復した。週末の終値で+1σ(3万9470円)辺りを捉えてくるようだと、年末高を意識したセンチメントに向かわせそうである。
米国ではマイクロン・テクノロジー
NT倍率は先物中心限月で14.32倍に低下した。75日線(14.33倍)を下回って始まり、一時14.26倍と、25日線(14.28倍)、200日線(14.26倍)水準まで下げてきた。200日線が支持線として意識されてくる形で下げ幅を縮めており、年末に向けてはNTロングによるスプレッド狙いのスタンスでみておきたい。
手口面(3月限:立会内)では、ABNクリアリン証券が2万3437枚、ソシエテジェネラル証券が1万7427枚、サスケハナ・ホンコン4333枚、JPモルガン証券が3016枚、ゴールドマン証券が2840枚、バークレイズ証券が2832枚、SBI証券が2482枚、日産証券が1972枚、野村証券が1797枚、モルガンMUFG証券が1519枚だった。
TOPIX先物は、ABNクリアリン証券が2万4134枚、ソシエテジェネラル証券が1万7992枚、モルガンMUFG証券が6842枚、バークレイズ証券が5909枚、JPモルガン証券が5164枚、ゴールドマン証券が3717枚、みずほ証券が1748枚、日産証券が1630枚、ビーオブエー証券が1234枚、シティグループ証券が1190枚だった。
株探ニュース
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