アップコン、3Q累計も売上高および各段階利益で過去最高を達成 大型案件の受注により閑散期の売上高に大きく寄与

投稿:2024/12/19 11:00

01.会社概要【事業概要/事業紹介】

松藤展和氏:アップコン株式会社、代表取締役社長の松藤展和です。2025年1月期第3四半期の決算についてご説明します。

当社は、工場・倉庫・店舗や一般の住宅などの建物において、地震や地盤の不同沈下が原因で生じたコンクリート床の沈下・傾き・段差・空隙を、完全ノンフロンのウレタン樹脂および小型機械を用いた独自の「アップコン工法」によって修正する施工を主力事業として展開しています。

また、新たな事業展開を推進するため、多数のプロジェクトを進行させ、硬質発泡ウレタン樹脂の新規応用分野への研究開発に取り組んでいます。自ら市場を創出しながら事業を開拓していくサイクルを目指す研究開発型企業です。

02.第3四半期決算概要

2025年1月期第3四半期決算の概要をご説明します。

当社の2025年1月期第3四半期累計期間においての業績は、当事業年度2件目となる大型案件を9月に受注できたことで、例年閑散期であった9月から11月の売上高に大きく寄与し、当第3四半期累計期間で売上高および各段階利益で過去最高を達成することができました。

今期の第2四半期で上方修正した年度予算も現在達成する見込みで進めていますが、詳しい情報等が決定次第、すみやかに適時開示します。

02.第3四半期決算概要【通期計画に対する進捗率】

当第3四半期累計期間の経営成績についてご説明します。

売上高8億6,367万8,000円(前年同期比37.3パーセント増)、営業利益2億8,617万5,000円(前年同期比564.2パーセント増)、経常利益2億8,953万9,000円(前年同期比540.0パーセント増)、四半期純利益1億9,245万1,000円(前年同期比448.4パーセント増)となりました。

進捗率は売上高82.3パーセント、営業利益136.3パーセント、経常利益135.3パーセント、四半期純利益149.9パーセントとなりました。

02.第3四半期決算概要【売上高・経常利益の推移】

売上高・経常利益の推移についてはご覧のとおりです。

02.第3四半期決算概要【セグメント別(民間事業・公共事業)売上推移】

セグメント別(民間事業・公共事業)売上推移についてはご覧のとおりです。当社は沈下修正事業の単一セグメントのため、セグメント別の記載を省略しています。

02.第3四半期決算概要【貸借対照表】

貸借対照表についてはご覧のとおりです。

資産の部については、資産合計は16億7,542万8,000円となり、前事業年度末に比べ3億4,094万2,000円増加しました。これは主に現金預金の増加3億1,601万5,000円、有価証券の減少6,990万1,000円等によるものです。

固定資産は3億3,145万7,000円となり、前事業年度末に比べ2億1,640万7,000円増加しました。これは主に投資有価証券の増加2億1,410万6,000円等によるものです。

負債の部について、負債合計は、1億9,698万4,000円となり、前事業年度末に比べ1億5,171万円増加しました。これは主に、未払法人税等の増加9,521万7,000円、未払消費税等の増加3,950万1,000円及び賞与引当金の増加1,289万2,000円等によるものです。

純資産の部について、純資産合計は、14億7,844万3,000円となり、前事業年度末に比べ1億8,923万1,000円増加しました。これは主に四半期純利益の計上1億9,245万1,000円、株主配当金の支払による減少1,403万4,000円等によるものです。

03.第3四半期トピックス

第3四半期における、主なトピックスについてご説明します。はじめに、展示会の出展状況をご報告します。

9月と10月には、4つのさまざまな分野の展示会に出展し、当社の工法について広くご説明しました。展示会では、実際にウレタン樹脂を使用したデモンストレーションを行い、ウレタンが発泡する様子や発泡圧力によって段差が修正されていく様子をご覧いただきました。

今後も積極的に展示会に出展し、アップコン工法を直接ご覧いただける機会を増やしていきます。

03.第3四半期トピックス

つづいてのトピックスです。

9月15日(日)・16日(月・祝)に東京都市大学横浜キャンパスで開催された第28回東京都市大学横浜祭にて、企業展示を行いました。学園祭は「環境・情報・地域」をテーマに開催され、当社の事業活動がこのテーマに合致することから、お声がけをいただきました。

大学での展示は初めてとなりますが、学生の皆さまに当社の事業内容をご説明したり、工法の動画をご覧いただいたりすることで、当社の取り組みを直接ご理解いただける貴重な機会となりました。

2024年9月1日から2024年10月31日の2ヶ月間、「工場」「倉庫」「店舗・商業施設」などの事業領域において、地震や地盤沈下による床の傾き、段差、床下の空洞や空隙などでお困りの事業者さまを対象に、現地調査を無料で実施するキャンペーンを実施しました。

03.第3四半期トピックス

自社Webサイトにオウンドメディア「沈下修正の専門家コラム」を立ち上げました。

本コラムでは、沈下修正に関する基礎知識から、各工法の特徴まで幅広く提供していきます。沈下修正の重要性や、どのような場面で沈下修正が必要になるのかについて、基礎的な知識を、沈下修正の専門家である当社が発信していきます。

03.第3四半期トピックス【IR活動】

第3四半期のIR活動についてご説明します。

2024年9月6日(金)・7日(土)に名古屋市中小企業振興会館(吹上ホール)にて開催された「名証IR EXPO2024」に出展しました。

昨年に引き続き2回目の出展となります。2日間の総来場者数は約8,400名に上り、当社ブースにも多くの方々にお越しいただきました。当社ブース内で開催したミニ説明会・ブースツアーでは、おかげさまで各回、満席の状態で盛況のうちに終えることができました。

今後も積極的に活動機会を増やし、アップコン株式会社をアピールしていきます。

配信元: ログミーファイナンス

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