SIGG Research Memo(9):営業利益重視への転換や株主還元強化を評価、成長戦略第2フェーズの進捗に注目

配信元:フィスコ
投稿:2024/12/17 14:09
*14:09JST SIGG Research Memo(9):営業利益重視への転換や株主還元強化を評価、成長戦略第2フェーズの進捗に注目 ■SIGグループ<4386>の成長戦略

5. 弊社の視点
同社はシステム開発・情報サービス業界において、公共分野(政令指定都市向け人事給与システム、共済・年金システム、国民健康保険に関するシステム開発等)やエネルギー分野(送配電事業者の受付・託送システムの開発支援・保守等)といった分野に強みを持ち、独自のポジションを確立している。また成長戦略については、従来の長期ビジョンの売上高目標数値にやや過大感があったが、第1フェーズにおける課題を踏まえて第2フェーズ以降は営業利益重視の方針に転換した。さらに配当方針を変更して株主還元を強化した。弊社では、こうした独自ポジションの確立、営業利益重視戦略への転換、株主還元の強化を評価している。今後はグループシナジー創出によって利益率を持続的に高めることが課題となるが、良好な事業環境を背景とした成長戦略第2フェーズの進捗状況に注目したい。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)

<HN>
配信元: フィスコ

関連銘柄

銘柄 株価 前日比
671.0
(15:30)
+1.0
(+0.14%)