今週のポイント
今週は、9-10日にRBA(豪中銀)の、11日にBOC(カナダ中銀)の政策会合が開かれます。会合の結果に豪ドルやカナダドルが反応するとみられるため要注目です。
9日にメキシコの11月CPI(消費者物価指数)、11日に南アフリカの11月CPIが発表されます。CPIの結果にメキシコペソや南アフリカランドが反応する可能性があります。CPIが市場予想を下回る結果になれば、BOM(メキシコ中銀)やSARB(南アフリカ中銀)の利下げ観測が強まるかもしれません。その場合、メキシコペソや南アフリカランドには下押し圧力が加わりそうです。次回の政策会合は、BOMが12月19日、SARBが25年1月30日に開かれます。
18-19日の日銀金融政策決定会合をめぐるニュースが出てくれば、材料になる可能性があります。18-19日の会合での追加利上げ観測が市場で後退する場合、クロス円を下支えする要因になるかもしれません。
米国のトランプ次期大統領の発言には引き続き注意が必要です。トランプ次期大統領がSNSなどで高率関税を課す可能性に言及すれば、その国の通貨には下押し圧力が加わりそうです。
今週の注目通貨ペア(1):<豪ドル/NZドル 予想レンジ:1.09000NZドル~1.11000NZドル>
豪ドル/NZドルは先週(12/2- )、一時1.09406NZドルへと下落し、10月2日以来2カ月ぶりの安値をつけました。
足もとの豪ドル/NZドル下落の主な要因として、(1)11月27日のRBNZ(NZ中銀)の政策会合での利下げ幅が0.50%にとどまったこと、(2)豪州のGDPの弱い結果を受けてRBA(豪中銀)の早期利下げ観測が強まったことが、挙げられます。RBNZの会合については、より大幅な0.75%利下げするとの見方も市場の一部にはありました。12月4日に発表された豪州の7-9月期GDPは前期比0.3%、前年比0.8%と、いずれも市場予想(0.4%と1.1%)を下回りました。
今週は、9-10日にRBAの政策会合が開かれます(会合の結果は10日に発表)。政策金利は現行の4.35%に据え置かれそうです。会合における注目点は、RBAのタカ派的な金融政策スタンスが変化するかどうか。会合時の声明ではこれまでインフレの上振れリスクに警戒感が示されるとともに、先行きの金融政策について「何も決定しておらず、何も排除していない(次の一手は“利下げ”と“利上げ”のいずれもあり得る)」と表明されました。ブロックRBA総裁は11月28日の講演で「基調的なインフレ率(CPIトリム平均値)が依然として高過ぎるため、短期的に利下げを検討することはできない」と述べました。
10日の会合時の声明やブロック総裁の会見が、RBAのタカ派的な金融政策スタンスに変化はないと市場が受け止める内容になれば、豪ドルが堅調に推移して、豪ドル/NZドルは上昇しそうです。
今週の注目通貨ペア(2):<米ドル/カナダドル 予想レンジ:1.39000カナダドル~1.43000カナダドル>
11日にBOC(カナダ中銀)の政策会合が開かれます。この結果に米ドル/カナダドルが反応しそうです。
11日のBOC会合については、市場では0.50%の利下げが行われるとの見方が優勢です(一部には0.25%利下げするとの観測あり)。仮に利下げ幅が0.25%にとどまれば、カナダドルが買われて米ドル/カナダドルには下落圧力が加わると考えられます。
BOCの声明やマックレム総裁の会見にも注目です。25年1月29日の会合でも利下げが行われるとの観測が市場にはあります。さらなる利下げの可能性に言及されるなど声明やマックレム総裁の会見が市場の25年1月会合での利下げ観測を強める内容になれば、カナダドル安圧力が加わりそうです。11月CPIなど米国の経済指標の結果にも影響を受けるとみられるものの、米ドル/カナダドルは上値を試す展開になる可能性があります。
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