◆ “ドル買い+円買い”も… - 一時“152円前半”へ
先週末は「全人代閉幕」に伴って発出すると期待された「中国追加景気刺激策」は飛び出すことなく、これを“失望→リスク回避”とする思惑が“ドル買い+円買い”を誘いました。
度合いとしては“ドル買い<円買い”となる中、ドル円は“下値模索”、クロス円は“さらに下値模索”が進行し、欧州タイム中盤にかけて“152.139円”へと値を落とす場面が見られました。
一方で「トランプトレード」を再構築する動きも優勢となっており、“ドル買い”は再び盛り返しています。
さらに「ミシガン大消費者態度指数」が“7ヶ月来最高(73.0)”を記録したことも後押しとなり、“152円後半”へと押し戻されて先週末の取引を終えています。
◆ 「米国市場休場」とあっては…?
本日は「米国市場休場(退役軍人の日)」ということから、流動性は低下すると見られます。
このため先週末の下落に対する“調整(巻き戻し)”が一旦入ると見られますが、それがどこまで進行するかは微妙といわざるを得ません。
波乱要因としては「日本の首班指名」がありますが、大方の見方である「第2次石破内閣発足」が崩れない限り、“大きな動意”には結びつきづらいと見るのが妥当なところ…?
今週の注目は「米CPI(13日)」「米小売売上高(15日)」と見られるだけに、本格的な動意は米国休場明けとなる明日以降となる可能性は高そうに思います。
◆ ドル円 抵抗・支持ライン
※ボラティリティが拡大していますので、いつもより値幅を拡大しています。
154.500(ピボットハイブレイクアウト)
154.099(11/7~11/8の76.4%戻し)
154.000(大台)
153.936(ピボット2ndレジスタンス)
上値5:153.724(11/7~11/8の61.8%戻し)
上値4:153.371(11/8高値、+1σ、11/7~11/8の50%戻し)
上値3:153.269(ピボット1stレジスタンス)
上値2:152.998(日足・一目均衡表転換線、大台)
上値1:152.860(週足・一目均衡表先行スパン上限)
前営業日終値:152.601
下値1:152.378(11/8安値後の押し目)
下値2:152.139(11/8安値)
下値3:152.000(大台、20日移動平均線、ピボット1stサポート)
下値4:151.893(10/8~11/7の38.2%押し)
下値5:151.707(200日移動平均線)
151.472(ピボット2ndサポート)
151.292(11/6安値)
150.986(10/23安値、日足・一目均衡表基準線、10/8~11/7の50%押し、大台)
150.766(週足・一目均衡表基準線、月足・一目均衡表転換線、ピボットローブレイクアウト)
《10:40》
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