ソフトバンクGは強弱観対立、傘下のアームの時間外急落受け利食い圧力顕在化
ソフトバンクグループ<9984.T>は前日終値近辺で強弱観対立。寄り付き早々に高い場面もあったが、その後は上値の重さが意識されるなか、利益確定売りに押されマイナス圏に沈んでいる。前日の米国株市場は景気敏感株からハイテク株まで広範囲に買われ、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は3%高に買われるなどリスクオンを鮮明とした。米ハイテク株に投資する同社株にとっては含み益拡大効果が見込まれるが、一方で傘下の英半導体設計アームホールディングス<ARM>が決算発表を受けて時間外で急落していることが警戒されている。アームが現地時間6日取引終了後に発表した7~9月期決算は売上高・一株利益ともに事前コンセンサスを上回ったが、10~12月期の見通しなどが市場の期待に届かず利食い急ぎの動きが顕在化している。
出所:MINKABU PRESS
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