ジェイテクト、今期最終を43％下方修正、配当は20円増額

　ジェイテクト <6473> [東証Ｐ] が10月31日大引け後(15:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。25年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結最終利益は前年同期比73.0％減の62.3億円に大きく落ち込んだ。
　併せて、通期の同利益を従来予想の350億円→200億円(前期は402億円)に42.9％下方修正し、減益率が13.1％減→50.3％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終利益は前年同期比19.7％減の137億円に減る計算になる。

　同時に、今期の年間配当を従来計画の30円→50円(前期は36円)に大幅増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結最終損益は45.8億円の赤字(前年同期は81.3億円の黒字)に転落し、売上営業利益率は前年同期の3.3％→3.2％とほぼ横ばいだった。

株探ニュース