◆ ようやく“反落”… - “151円半ば”へ
上昇一服。
「円安けん制発言」もありましたが、昨日は「米10年債利回り低下(4.24%→4.17%)」が大きく影響したと見られます。
ドル円は“上昇一服”となり、NYタイム終盤にかけて“151.552円”まで値を落としました。
一方で「米ソフトランディング期待」は根強く、「トランプトレード」も継続している中では“下値もしっかり”は否めず、その後は“下げ渋り”に転じているのが実状といえます。
◆ ただ「テクニカルの節目」を下抜けるかは微妙…?
昨日安値水準にあるのは、“10/15~10/23の38.2%押し(151.523円)”です。
そしてすぐ下には“200日移動平均線(151.421円)”も控えていますので、「テクニカルの節目」といえる水準で“下げ渋った”格好となります。
このため下回れば“もう一段”が期待される反面、そうでなければ“反発”に転じかねない分水嶺…。
基本的にはこの「テクニカルの節目を巡る攻防戦」が想定されるところですが、ただ今週末には「衆議院選」が行われます。
そして“自公過半数割れ”が意識される中、「円絡みのポジションは取りづらい」との見方があるのは事実です。
つまり“積極性を欠く”と見るのが妥当な中では、“下振れ”はもちろんのこと、“底打ち→反発”を期待するのも…?
◆ オーダー的には“上下ガチガチ”…!?
オーダー状況を見ると、この“151.50-40円”には「分厚いドル買いオーダー」が待ち構えているとの見方が大勢を占めています。
一方で“10/23~10/24の50%戻し(152.367円)”にかけては、「ドル売りオーダー」も展開していると聞き及びます。
本日は“当該レンジ内での揺れ動き”と見るのが、妥当といえるかもしれませんね。
もちろん“下抜けor上抜け”に関しては、注意を払いながらにはなりますが・・・。
◆ ドル円 抵抗・支持ライン
※ボラティリティが拡大していますので、いつもより値幅を拡大しています。
153.182(10/23高値)
153.000(大台)
152.833(10/24高値)
上値5:152.689(ピボット1stレジスタンス)
上値4:152.559(10/23~10/24の61.8%戻し)
上値3:152.367(10/23~10/24の50%戻し)
上値2:152.175(10/23~10/24の38.2%戻し)
上値1:152.000(大台)
前営業日終値:151.827(週足・一目均衡表先行スパン上限)
下値1:151.552(10/24安値、10/15~10/23の38.2%押し水準)
下値2:151.422(200日移動平均線、+1σ)
下値3:151.308(ピボット1stサポート)
下値4:151.128(10/22~10/23の76.4%押し)
下値5:150.986(10/23安値、日足・一目均衡表転換線、10/8~10/23の38.2%押し、10/15~10/23の50%押し、大台)
150.766(週足・一目均衡表基準線、月足・一目均衡表転換線、ピボット2ndサポート)
150.670(日足・一目均衡表先行スパン上限、100日移動平均線)
150.493(10/22安値、10/15~10/23の61.8%押し)
《10:40》
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