株式会社ダスキン(本社:大阪府吹田市、社長:大久保 裕行)は、当社が展開するレンタル商品を洗浄する生産事業所の現場社員が業務改善提案を発表する「TPMリーグ全国大会」を、10月11日(金)に開催しました。TPM(トータル・プロダクティブ・メンテナンス)とは、製造工場および設備におけるロスをゼロにすることを目的とした活動です。「TPMリーグ」は、生産事業所で働く社員全員が立場を超え、全員で取り組み、改善提案を行うサステナブルなコンテストです。
30回目を迎えた今年は、全国から集まった582件の提案の中から、ダスキン島根工場の現場社員が考案した効率化と、ダスキン長野工場の女性社員のために考えた省力化の提案が最優秀賞に選ばれました。
本企画は、“小さな工夫、大きな理想”を基本理念とし、1994年から30年続いています。全国大会を勝ち抜いた優秀提案は全国の生産事業所で水平展開する内容もあれば、技術開発のアイデアとして取り入れるものもあります。これからも現場の声を活かし、誰もが働きやすいサステナブルな職場環境の構築を進めてまいります。
全国大会の様子(発表:ダスキン島根工場)
■第30回「TPMリーグ全国大会」
設備改善部門 最優秀賞:ダスキン島根工場 「マット梱包機へのアクティブチェッカー取付」
内容:特定のレンタルマットは洗浄・乾燥後、商品の状態区分を仕掛品から製品へと変換する手順において、一ヵ所に集めて手持ちのリーダーでタグを読み、変換していた。今提案ではマットを1本ずつ梱包すると同時に変換できるよう梱包機内にリーダーを設置した。これにより、部署全体の実働時間を1日当たり約4時間削減できた。
チーム名:クイーンサークル
考案者:上田愛理氏・落合みづき氏
受賞者のコメント:作業しにくいところがあれば、常に皆と相談し改善しています。現状維持に慣れるのではなく、より良くすることに日々邁進しています。
作業改善部門 最優秀賞:ダスキン長野工場 「ウエス 検査作業台への一発移動」
内容:1,000枚以上のウエスを洗浄・乾燥後、検査作業台へ移すために手でかきだして移動させていたのを大型ネットと小型ウインチ(巻き上げ機)を使い、1回あたり40秒かかっていた作業時間を10秒へ短縮し、業務の効率化とともに作業負担の軽減に成功した。
チーム名:鹿島槍ヶ岳サークル
考案者:中澤翔太氏
受賞者のコメント:この作業は、いつも女性二人が大変そうに作業をしているので、助けたいという思いで考案しました。
<日本能率協会コンサルティング 審査員のコメント>
30年前にマニュアル作成から関わらせていただきました。今回は、体が悲鳴をあげるようなムリ作業を改善する提案内容が多かったです。問題を点で考え、作業を分解し手順毎に考えると改善のアイデアも出しやすくスピードが上がります。そしてこれらの成果は姿勢改善や効率化を図ることができ、最終的には人間尊重にも繋がっていくのです。
【参考】
■レンタルマット・モップの洗浄を行う工場「生産事業所」について
生産事業所はフランチャイズ加盟店からレンタルマットやモップを回収し、洗浄・乾燥・仕上げを行い、きれいになった商品を出荷する、循環型レンタルシステムの中心的な役割を担っている。全国に45の事業所があり、レンタルマット・モップの年間出庫数は約1億3,100万枚ある。
■TPM(トータル・プロダクティブ・メンテナンス)とは
製造工場および設備におけるロスをゼロにすることを目的とし、主に自動化ラインを中心とした製造業における設備管理と生産性維持のためのマネジメントシステム。設備や機器を適切に維持・改善し続けることで効率よく作業ができ、「ロス」を未然に防ぐための仕組み。
■ダスキンのTPM活動について
1993年7月 工場づくりの効果的推進を目的にTPM推進室を発足
1994年6月 提案制度を活性化させるため、「TPMリーグ」を発足
1995年4月 第1回TPMリーグ全国大会を開催
2024年10月 第30回TPMリーグ全国大会を開催(コロナ禍もWebで継続)
※パートでお仕事をしている方から工場長・オーナーまで、立場や性別関係なく、全員でアイデアを出し、職場改善を行っております。
■株式会社日本能率協会コンサルティングの紹介
https://www.jmac.co.jp/
■ダスキン島根工場
会社名:株式会社アイエムコーポレーション
代表者:小川 美樹
住 所:島根県出雲市大社町杵築西2671-1
■ダスキン長野工場
会社名:巴産業株式会社
代表者:武田 哲也
住 所:長野県大町市常盤9741-2
30回目を迎えた今年は、全国から集まった582件の提案の中から、ダスキン島根工場の現場社員が考案した効率化と、ダスキン長野工場の女性社員のために考えた省力化の提案が最優秀賞に選ばれました。
本企画は、“小さな工夫、大きな理想”を基本理念とし、1994年から30年続いています。全国大会を勝ち抜いた優秀提案は全国の生産事業所で水平展開する内容もあれば、技術開発のアイデアとして取り入れるものもあります。これからも現場の声を活かし、誰もが働きやすいサステナブルな職場環境の構築を進めてまいります。
全国大会の様子(発表:ダスキン島根工場)
■第30回「TPMリーグ全国大会」
設備改善部門 最優秀賞:ダスキン島根工場 「マット梱包機へのアクティブチェッカー取付」
内容:特定のレンタルマットは洗浄・乾燥後、商品の状態区分を仕掛品から製品へと変換する手順において、一ヵ所に集めて手持ちのリーダーでタグを読み、変換していた。今提案ではマットを1本ずつ梱包すると同時に変換できるよう梱包機内にリーダーを設置した。これにより、部署全体の実働時間を1日当たり約4時間削減できた。
チーム名:クイーンサークル
考案者:上田愛理氏・落合みづき氏
受賞者のコメント:作業しにくいところがあれば、常に皆と相談し改善しています。現状維持に慣れるのではなく、より良くすることに日々邁進しています。
作業改善部門 最優秀賞:ダスキン長野工場 「ウエス 検査作業台への一発移動」
内容:1,000枚以上のウエスを洗浄・乾燥後、検査作業台へ移すために手でかきだして移動させていたのを大型ネットと小型ウインチ(巻き上げ機)を使い、1回あたり40秒かかっていた作業時間を10秒へ短縮し、業務の効率化とともに作業負担の軽減に成功した。
チーム名:鹿島槍ヶ岳サークル
考案者:中澤翔太氏
受賞者のコメント:この作業は、いつも女性二人が大変そうに作業をしているので、助けたいという思いで考案しました。
<日本能率協会コンサルティング 審査員のコメント>
30年前にマニュアル作成から関わらせていただきました。今回は、体が悲鳴をあげるようなムリ作業を改善する提案内容が多かったです。問題を点で考え、作業を分解し手順毎に考えると改善のアイデアも出しやすくスピードが上がります。そしてこれらの成果は姿勢改善や効率化を図ることができ、最終的には人間尊重にも繋がっていくのです。
【参考】
■レンタルマット・モップの洗浄を行う工場「生産事業所」について
生産事業所はフランチャイズ加盟店からレンタルマットやモップを回収し、洗浄・乾燥・仕上げを行い、きれいになった商品を出荷する、循環型レンタルシステムの中心的な役割を担っている。全国に45の事業所があり、レンタルマット・モップの年間出庫数は約1億3,100万枚ある。
■TPM(トータル・プロダクティブ・メンテナンス)とは
製造工場および設備におけるロスをゼロにすることを目的とし、主に自動化ラインを中心とした製造業における設備管理と生産性維持のためのマネジメントシステム。設備や機器を適切に維持・改善し続けることで効率よく作業ができ、「ロス」を未然に防ぐための仕組み。
■ダスキンのTPM活動について
1993年7月 工場づくりの効果的推進を目的にTPM推進室を発足
1994年6月 提案制度を活性化させるため、「TPMリーグ」を発足
1995年4月 第1回TPMリーグ全国大会を開催
2024年10月 第30回TPMリーグ全国大会を開催(コロナ禍もWebで継続)
※パートでお仕事をしている方から工場長・オーナーまで、立場や性別関係なく、全員でアイデアを出し、職場改善を行っております。
■株式会社日本能率協会コンサルティングの紹介
https://www.jmac.co.jp/
■ダスキン島根工場
会社名:株式会社アイエムコーポレーション
代表者:小川 美樹
住 所:島根県出雲市大社町杵築西2671-1
■ダスキン長野工場
会社名:巴産業株式会社
代表者:武田 哲也
住 所:長野県大町市常盤9741-2
関連銘柄
銘柄 | 株価 | 前日比 |
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