◆ “ストップロス”を絡めながら… - 一時“147.20円台”
『(個人的には)追加利上げをするような環境にはない』とした前日の石破首相発言後の動きが、昨日も継続しました。
このため“高市トレード時高値(146.489円)”“147円ライン”を相次いで突破したドル円は、東京タイム序盤に“147.235円”へと駆け上がりました。
その後は“利益確定売り”に押されて緩やかに値を落としましたが、今度は「強い米経済指標」が“ドル買い”をもたらしました。
米10年債利回りが“約1ヶ月ぶりの高水準(→3.85%)”へと上昇する中、ドル円は“下値がしっかり”を意識する動きを続けています。
◆ あくまで“結果次第”となるが…? - 米雇用統計
こうした中、いよいよ本日は注目の「米雇用統計」が予定されています。
事前予想は「非農業部門雇用者数(+14.0万人)」「失業率(4.2%)」「平均時給(前年比+3.8%)」と、前月と“ほぼ同水準”が見込まれています。
まずはここからの“乖離具合”が注目ということになりますが、前哨戦は“好内容”のものが目立ちました。
前週より悪化した「米新規失業保険申請件数」にしても“4週平均では改善”しており、「継続受給者数」も“減少”しています。
このため“極端な悪化”は想定しづらく、「米労働環境悪化」との思惑が台頭する可能性は極めて低いと見るのが自然といえます。
ただ逆にいえば、それが“裏切られた”際の方がリスクは大きいということに…?
あくまで“結果次第”となるのみならず、発表までは“様子見”も台頭しやすいと見られますが、決めつけることなく、臨機応変な対応を心掛けたいところです。
特に“円売り+ドル買い”にて、すでに“147円台”へと上値を伸ばしているのですから…?
◆ ドル円 抵抗・支持ライン
※米雇用統計が予定されていますので、さらに値幅を拡大しております。
149.776(8/2高値)
149.371(8/15-16高値)
149.000(大台)
148.370(週足・一目均衡表先行スパン上限)
148.318(ピボットハイブレイクアウト)
148.047(8/19高値、大台)
147.776(ピボット2ndレジスタンス)
上値4:147.340(8/20高値、ピボット1stレジスタンス)
上値3:147.235(10/3高値)
上値2:147.076(20月移動平均線)
前営業日終値:146.955(日足・一目均衡表先行スパン下限、大台)
下値1:146.856(+2σ)
下値1:146.414(ピボット1stサポート)
下値1:146.283(10/3安値)
下値1:146.000(大台)
下値1:145.915(9/30~10/3の23.6%押し、ピボット2ndサポート)
145.669(10/1~10/3の23.6%押し)
145.249(50日移動平均線)
145.098(9/30~10/3の38.2%押し、+1σ)
145.000(大台)
144.589(月足・一目均衡表基準線)
144.438(9/30~10/3の50%押し、日足・一目均衡表転換線、100週移動平均線、週足・一目均衡表転換線、ピボットローブレイクアウト)
144.000(大台)
143.777(9/30~10/3の61.8%押し)
143.421(10/2安値、日足・一目均衡表基準線、20日移動平均線)
143.196(週足・一目均衡表先行スパン下限)
《10:45》
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