東電(9501)、潰れないからいつか株価が上昇するだろうでは甘い

著者:黒岩泰
投稿:2012/07/30 09:16

軟調推移、株式価値希薄化懸念根強い

安値圏でのもみ合い相場が続いている。基本的には相場は下方向であり、100円割れは必至の情勢だろう。明日にも原子力賠償支援機構から1兆円調達できる見込みだが、将来的な株式価値の希薄化懸念が根強く、“延命”を評価する動きは限定的であろう。今後は放射性物質の“人的被害”への賠償も予想され、国の追加支援実施となれば、一段と株式価値の希薄化することになる。
黒岩泰
株式アナリスト
配信元: 達人の予想

関連銘柄

銘柄 株価 前日比
470.9
(11:19)
-4.1
(-0.86%)