お客さまが所有する家庭用蓄電池の充放電を制御する「蓄電池制御サービス」を開始

　東京ガス株式会社（社長：笹山 晋一、以下「東京ガス」）は、本日、ソリューション事業ブランド「IGNITURE（イグニチャー）」のご家庭向けソリューションとして、東京ガスが家庭用蓄電池の充放電を制御し、電力需給バランスを調整することで電力供給の安定化と再生可能エネルギー（以下「再エネ」）の普及拡大に貢献する「蓄電池制御サービス」の申し込み受付を開始します。

　今回開始する「蓄電池制御サービス」は、お客さまが所有する家庭用蓄電池の充放電を東京ガスが制御するもので、2023年度の夏・冬にキャンペーンの位置づけで実施した「東京ガスデマンドレスポンスサービス機器制御オプション」[＊1]をリニューアルしたサービスです。なお、2024年4月より提供を開始した「IGNITURE蓄電池」は、東京ガスグループが新たに設置した家庭用蓄電池を東京ガスが制御するサービスです。


「蓄電池制御サービス」の概要（詳細、参加申込はこちら→ https://home.tokyo-gas.co.jp/housing/solar_battery/ad2/ig_dr_battery241.html ）


　再エネの普及等に伴い、電力の需給バランスを調整する取り組みが求められています。太陽光発電の出力が下がり、電力が不足する夕方以降の時間帯等に、電力会社の電気を使用しない制御を行う下げデマンドレスポンス（DR）に加え、再エネの出力制限を回避するために蓄電池に電気をためることで需要を増加させる上げDRにおいても、家庭用蓄電池の有効活用が期待されています。

　本サービスは、停電時の安心や太陽光発電の余剰電力の活用による電気代削減という蓄電池そのものの価値を維持しながら、「IGNITURE蓄電池」と同様に、東京ガスが蓄電池の充放電を制御し、電力の需給バランスを調整することで、電力供給の安定化への貢献や再エネの普及拡大の後押しができるため、蓄電池を所有するお客さまと社会の双方に価値を提供します。


「蓄電池制御サービス」による家庭用蓄電池の制御


■ソリューション事業ブランド「IGNITURE（イグニチャー）」[＊3]ついて

ソリューション事業ブランド「IGNITURE（イグニチャー）」[＊3]ついて

　東京ガスは、「ソリューションの本格展開」に向け、2023年11月、ソリューション事業ブランド「IGNITURE」を立ち上げました。「IGNITURE」の下で展開するソリューションにより、ご家庭、法人、地域・コミュニティのお客さまが、「最適化による経済性・利便性・効率性向上などでさらに豊かな未来」と、「脱炭素・レジリエンス向上などでサステナブルな生活・事業」を、無理なく両立できます。

■「IGNITURE」における蓄電池制御サービスの位置付け




＊1：デマンドレスポンスサービス「夏の節電キャンペーン2023」の実施について（2023年5月15日発表）https://www.tokyo-gas.co.jp/news/press/20230515-01.html
＊2：東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県、栃木県、群馬県、山梨県、静岡県（富士川以東）。詳細はこちら(https://home.tokyo-gas.co.jp/gas_power/plan/power/area.html?_gl=1*c2uqay*_ga*MTkxOTczNDUuMTcyMjg1MjExMQ..*_ga_QM0FV3G555*MTcyNDEzNjUxOS4yLjEuMTcyNDEzNjU3MS44LjAuMA..)　
＊3：IGNITUREの詳細はこちら(https://igniture.tokyo-gas.co.jp/)