インテM、今期経常を一転35%減益に下方修正

配信元:株探
投稿:2024/08/14 15:00
 インティメート・マージャー <7072> [東証G] が8月14日大引け後(15:00)に決算を発表。24年9月期第3四半期累計(23年10月-24年6月)の連結経常利益は前年同期比46.1%減の6900万円に落ち込んだ。
 併せて、通期の同利益を従来予想の1億4500万円→9000万円(前期は1億3900万円)に37.9%下方修正し、一転して35.3%減益見通しとなった。

 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した4-9月期(下期)の連結経常利益も従来予想の8100万円→2600万円(前年同期は1100万円)に67.9%減額し、増益率が7.4倍→2.4倍に縮小する計算になる。

 直近3ヵ月の実績である4-6月期(3Q)の売上営業利益率は前年同期の0.3%→0.6%とほぼ横ばいだった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  2024年後半に予定されていたGoogleのWebブラウザのChromeにおける3rd Party Cookie廃止に向けて、当社の主力ソリューションであるマーケティング支援売上において売上増加を見込んでおりましたが、廃止時期の延期が続き、2024年7月には3rd Party Cookieの廃止の取り止めが発表されました。これにより、「ポストCookieソリューション」に対する費用投下が先延ばしとされ、アカウント数、案件単価ともに前回予想を下回る見込みとなったことから、売上高の予想を下方修正いたしました。 費用面に関しましては、生成系AIを活用した業務の効率化による人員計画の見直しや、業績と連動した株式報酬制度の影響により、販売費及び一般管理費は前回予想を下回る見込みですが、売上の下振れによる売上総利益の乖離をカバーするほどにはいたらず、営業利益、経常利益及び当期純利益につきましても前回予想を下回る見込みです。
配信元: 株探

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