鶴見製、4-6月期(1Q)経常は1%増益で着地、今期配当を2円増額修正

配信元:株探
投稿:2024/08/08 14:00
 鶴見製作所 <6351> [東証P] が8月8日後場(14:00)に決算を発表。25年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比0.5%増の38億円となり、4-9月期(上期)計画の44億円に対する進捗率は86.4%に達し、5年平均の51.8%も上回った。

 同時に、今期の上期配当を従来計画の22円→24円(前年同期は22円)に増額し、年間配当は52円になる。

 直近3ヵ月の実績である4-6月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の12.5%→14.0%に上昇した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  当社は、7月16日付け「イタリア共和国における ZENIT INTERNATIONAL S.P.A.の完全子会社化に関するお知らせ」にて公表しましたとおり、この度ZENIT INTERNATIONAL S.P.A.(以下、ZENIT社)の株式を100%取得しております。 ZENIT社はイタリア共和国のモデナに本社を置く水中ポンプメーカーであり、欧米の下水道市場で必要とされる防爆仕様の製品をラインアップし、当該市場での競争力を有しております。 当社はこれまで、これら製品のラインアップを有しておらず、海外では鉱山や建設関連の市場を中心に営業展開してまいりました。 今回のZENIT社の株式取得により、ツルミグループとして、鉱山や建設関連の市場のみならず、欧米の下水道市場においても営業展開できる製品を取りそろえることができ、当社グループの最重要の経営課題であるグローバル戦略による経営基盤の強化に向けた大きなステップとなります。これを記念し、中間配当額は直近の配当予想額に記念配当として1株当たり2円を加算し24円とさせていただきたく存じます。 当社では、株主の皆様に対する配当に関しまして、長期的な視野に立った積極的な事業展開に備えたキャッシュ・フローを確保しつつ、株主還元として安定配当を行うことを資本政策の基本的な考え方としております。 今後も、当社は社会インフラに必要とされる製品づくりを通じて皆様のご期待に沿えるように製品供給に万全な体制を整備し、社会貢献を図って参ります。
配信元: 株探

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