ミネベアが大幅3日続落、25年3月期業績予想の上方修正発表も市場予想に届かず
ミネベアミツミ<6479.T>が大幅安で3日続落している。前週末2日の取引終了後、25年3月期の連結業績予想について、売上高を1兆5000億円から1兆5600億円(前期比11.3%増)へ、営業利益を1000億円から1030億円(同40.1%増)へ、純利益を710億円から730億円(同35.1%増)へ上方修正したが、営業利益で1070億円強を見込んでいた市場予想を下回っていることから、失望売りが出ているようだ。
上方修正は、足もとでデータセンター向けや高収益製品の市場が回復に向かっており、ファン用途向けベアリングやHDD向けピボットアッセンブリーの需要が回復していることに加えて、HDD向けモーターでハイエンドのニアラインが堅調に推移しており、第1四半期(4~6月)決算が想定を上回ったことが要因としている。
同時に発表した第1四半期決算は、売上高3554億5400万円(前年同期比21.6%増)、営業利益200億2500万円(同3.0倍)、純利益139億3600万円(同3.4倍)だった。前述のデータセンター向けのほか、自動車や航空機向けに主力のボールベアリングが堅調に推移。また、5月2日に取得したミネベアパワーデバイス(旧日立パワーデバイス)も貢献した。
また、上限を280万株(発行済み株数の0.69%)、または100億円とする自社株買いを実施すると発表した。取得期間は8月21日から12月23日までで、株主還元及び資本効率の向上と経営環境に応じた機動的な資本政策を遂行することが目的という。
出所:MINKABU PRESS
上方修正は、足もとでデータセンター向けや高収益製品の市場が回復に向かっており、ファン用途向けベアリングやHDD向けピボットアッセンブリーの需要が回復していることに加えて、HDD向けモーターでハイエンドのニアラインが堅調に推移しており、第1四半期(4~6月)決算が想定を上回ったことが要因としている。
同時に発表した第1四半期決算は、売上高3554億5400万円(前年同期比21.6%増)、営業利益200億2500万円(同3.0倍)、純利益139億3600万円(同3.4倍)だった。前述のデータセンター向けのほか、自動車や航空機向けに主力のボールベアリングが堅調に推移。また、5月2日に取得したミネベアパワーデバイス(旧日立パワーデバイス)も貢献した。
また、上限を280万株(発行済み株数の0.69%)、または100億円とする自社株買いを実施すると発表した。取得期間は8月21日から12月23日までで、株主還元及び資本効率の向上と経営環境に応じた機動的な資本政策を遂行することが目的という。
出所:MINKABU PRESS
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